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月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に直接訪問一択 5つの理由

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月極駐車場を探すには現地不動産屋に直接訪問 アイキャッチ

月極駐車場を探すのに苦労している人はいませんか?

引越し先で駐車場が見つからない…

もうすぐ車が納車されるのに、駐車場がまだ決まらない…

このような悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。

私自身は自宅に駐車場があるので上記のような悩みとは無縁だったのですが、最近諸事情により、少し離れた街にもう一つ駐車場を借りる必要が出てきて、月極駐車場を探すのに予想以上に苦労しました。最初はネット上の駐車場検索・紹介サイトを利用して探していたのですが、希望条件に合うものが少なかったり、満車だったりして難航しました。

埒があかないので、現地の不動産屋を片っ端から訪ねて探したところ、すんなりほぼ希望条件どおりの駐車を見つけることができ、拍子抜けしました。ウェブ上では全く出てこない駐車場が、現地の不動産屋でたくさん紹介してもらえたのです。

この記事では、私の体験を元に、月極駐車場を探す際は地元の不動産屋に直接訪問するのが一番だと思った理由についてご紹介します。また、実際に現地を訪問するに当たって重要なポイントについてもお伝えします。

目次

ウェブ上で駐車場を探すのを諦めた経緯

諦める人

私が月極駐車場を探し始めた経緯は前述のとおりですが、参考として、どのような条件で探そうとしていたかを紹介します。

月極駐車場探しの条件
  • 場所:首都圏の某都市(東京駅まで直通で約40分の街)の駅から徒歩10分以内
  • 駐車する車:普通乗用車1台(3ナンバー)
  • 予算上限:特になし(周辺の相場から大きく外れてなければ可)
  • その他の希望:できれば屋内または屋根付きがベストだが、無ければ日当たりが良すぎない場所がベター。また、適度に人目がある場所

上記の条件で、ネット上の大手駐車場検索・紹介サイトで探し始めたのですが、これがまぁ見事に全然見つかりませんでした

「月極駐車場 探す」などのキーワードで検索すると出てくるようなサイト達です。そもそもそのようなサイトでは、一部の大手ネットワーク(タイムズや三井のリパークなど)が管理する駐車場を中心に扱っており、世の中にある駐車場のごく一部しかカバーしていないため、掲載件数自体が少ないです(地域にもよります)。

また、掲載している駐車場も最新の情報でないことが多く、「空車」と表示されている駐車場に問い合わせフォームから空き状況を問い合わせても、実際は満車であることがほとんどでした。

例えば、某大手駐車場紹介サイトで「空車」の表示になっている駐車場4件について問い合わせをしましたが、何と4件全てで「満車」という回答でした。なお、それらの駐車場はその後もサイト上ではずっと「空車」と表示されています。全く信用できないですよね。

駐車場検索サイトで「空車」と表示も実は満車
サイト上で「空車」でも問い合わせると全て「満車」と回答が

結局、ウェブ上では月極駐車場に関する情報の量、質、鮮度が充分でないと判断し、現地の不動産屋に直接訪問して探す戦略に切り替えました。それが功を奏したのは冒頭でお伝えしたとおりです。

現地不動産屋への直接訪問が一番である5つの理由

ここからは、月極駐車場を探すには現地不動産屋への直接訪問が一番の近道であると考える理由をご紹介します。以下の5つです。

  • 年季の入った不動産屋はネットを活用しない
  • 仲介料が低いためいちいちウェブにアップ・更新しない
  • 検索サイトも紹介料が低いためこまめに更新しない
  • 現地に訪問した方が真摯に対応してもらえる
  • 契約すべきかの判断にはどのみち現地見学が必要

それぞれ解説します。

年季の入った不動産屋はネットを活用しない

古くからある不動産屋

地域にもよりますが、多くの月極駐車場は、年配の大家と古くから付き合いがある土着の不動産屋が独占的に扱っている場合が多く、そのような不動産屋はあまりネットを利用しない傾向があります。どこの街にも必ずある、古びた店構えの「〇〇不動産」や「XX商事」をイメージしてください。恐る恐る店のドアを開けると、高齢の店主がやる気なさそうに「ご用件は?」とつぶやくような店です。

そのような不動産屋の多くは何十年も家族経営を続けていて、令和の現代でもまともにホームページを持っていない場合もあります。

そのような不動産屋が独占的に扱っている駐車場は、当然ネット上で検索しても出てきません。一方で、そういう不動産屋が管理している駐車場の中に、比較的条件が良い物件が混じっていたりします。

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問

なお、これは過疎化が進んだ地方の話ではなく、私が駐車場を探した東京駅から電車で40分圏内の首都圏の都市での話です。今回たくさんの現地不動産屋を尋ねましたが、ほぼ紙ベースで仕事をしている会社が多かったです。昭和の時代にタイプスリップしたように感じました。

仲介料が低いためいちいちウェブにアップ・更新しない

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問 現地の駐車場を見学

不動産屋を介して駐車場を契約する場合、一般的に賃料一カ月分の仲介料を不動産屋に支払うことが多いです(不動産屋や契約内容にもよります)。ただし、駐車場の場合は居住用の物件と比べてそもそもの賃料が低いため、不動産屋の仲介手数料も低くなります

このため、ウェブ媒体を利用している不動産屋であっても、扱っている駐車場の情報をいちいちウェブにアップしたり、頻繁に更新したりするモチベーションが低いのだと思われます。限られた人的リソースは、より儲かる居住用物件の紹介に割いた方が良いですからね。

結果として、ウェブ媒体を利用している不動産屋であっても、そもそも駐車場情報を掲載していなかったり、古い情報のまま更新していないことが多いです

検索サイトも紹介料が低いためこまめに更新しない

上述のとおり、私も最初は大手駐車場検索サイトを使っていましたが、「空車」と表示されている駐車場に問い合わせても、実際はことごとく「満車」でした。

これは推測ですが、駐車場検索サイトの運営会社にとっても、成約した場合の1件当たりの紹介料がさほど多くはないことから、各駐車場の最新の空き情報をこまめに更新しないのだと思われます。

現地に訪問した方が真摯に対応してもらえる

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問

今回の体験を通して感じたのは、やはり現地不動産屋を直接訪問した方がこちらの本気度が伝わりますし、より「まともな」対応をしてもらえるということです。

現地不動産屋に事前に電話で問い合わせたこともありましたが、「忙しいからちょっと待って」と言われて保留状態で5分以上待たされたあげく通話が途切れたり、「空きは無いんじゃない」とそっけなく言われて切られたりしたことがありました。

一方で、実際に不動産屋の店舗を訪問すれば、少なくとも空きの有無については真剣に探してくれることがほとんどでしたし、こちらの希望に応じておすすめ駐車場を探してくれたりもしました。

契約すべきかの判断にはどのみち現地見学が必要

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問 現地の駐車場を見学

駐車場を実際に契約すべきかどうかを判断するに当たり、現地見学は必須です。

前方道路の広さや障害物の有無、車室の大きさや形状、傾斜の有無や程度、路面状況、日当たり、左右の駐車車両、周囲の環境や治安、ゴミが放置されていないかなど、チェックすべき点は多岐に渡ります。これらは、やはり現地現物を自分の目で見ないと良し悪しの判断が難しいです。

最終的な判断にはどのみち現地見学が必要なので、それならば最初から現地不動産屋を訪問して複数の空き駐車場を紹介してもらい、現場に足を運んで契約の是非をその場で判断した方が効率的だと思います。

現地訪問する際のポイント6つ

ここからは、現地不動産屋を訪問して駐車場を探す際に、私が重要だと考えるポイントについてお伝えします。以下の6つです。

  • 事前に候補の不動産屋をピックアップ
  • Google Mapで現地を確認
  • ウェブ検索で相場観を養う
  • 駐車予定のクルマに乗っていく
  • メジャーを持っていく
  • 車検証を持っていく

一つずつ解説します。

事前に候補の不動産屋をピックアップ

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問

いきなり闇雲に現地を訪問するのではなく、まずは事前にGoogle Mapで対象地域の不動産屋を全てピックアップしておきましょう。自分が駐車場を借りたい地域の地図が表示されている状態で、「不動産屋」と検索すれば候補が複数出てくるはずです。その際に、定休日も必ずチェックしましょう。不動産屋は水曜日を定休日としている場合が多いですが、中には火曜日や木曜日が休みの会社もあります。週末は大体どの不動産屋も営業しています。

仕事の休みとの兼ね合いもありますが、現地を訪問するのは、できるだけ多くの不動産屋が営業している曜日にしましょう。

Google Mapで現地を確認

Google Mapのストリートビューを見て、対象地域に良い感じの月極駐車場がないかどうかを探してみるのをおすすめします。なお、Google Map上で「月極駐車場」と検索すれば候補が出てくる場合もありますが、検索に引っかからない駐車場もたくさんあるので注意が必要です。ほとんどの駐車場には管理会社の社名と電話番号が書いてあるので、興味がある駐車場は連絡先をメモしておきましょう。

本命レベルで気になる駐車場があったら、管理している不動産屋に電話して空き状況を確認し、空きがある場合は「真剣に検討してるので他に申込が入りそうになったら教えてください」と依頼し、できるだけ早く現地を訪問するようにしましょう。

ウェブ検索で相場観を養う

候補としてピックアップした地元不動産屋のホームページや駐車場検索サイトで、対象地域の駐車場情報を見てみましょう。ただし、「空き」の表示が出ていても実際には満車であることが多いので、あくまで地域の賃料相場を理解するためのチェックです。

なお、多くの駐車場検索サイトは第三者が運営する物件情報を寄せ集めただけなので、情報の鮮度が古いものが多いです。一方で、自社管理物件のみを扱っているサイトであれば、より詳細で最新の駐車場情報が掲載されている可能性が高いでしょう。

\ 自社物件のみ掲載 /


駐車場検索サイトで「希望条件どおりで、空きあり」の物件が見つかれば、とてもラッキーです。ただ、その場合でも契約前に現地の見学はした方が良いと思います。

駐車予定のクルマに乗っていく

不動産屋を訪問・駐車場見学のために現地を訪れる際は、可能であれば駐車予定の車に乗っていくことをおすすめします。本命の駐車場については、(許可を貰ったうえで)実際に自車を駐車してみることで、停めやすさや前方道路からの出入りのし易さなどが分かります。

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問 現場を確認
車の出入りのしやすさ、車室の広さ、高さなどで不都合がないかは実際に駐車して判断

私自身の例を紹介すると、不動産屋で図面を見せてもらった段階では有力候補と考えていた駐車場について、自分の車を駐車しようとしたら前面道路が思ったより狭く、また電柱が障害物となってかなり停めにくい物件がありました。結局その駐車場には申し込みませんでしたが、自分の車に乗って現地を確認することの大切さを痛感しました。

メジャーを持っていく

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問 現地見学の際はメジャーを持参

現地を訪れる際には、メジャーを持っていくのをおすすめします。屋根付き駐車場の場合、高さによってはミニバンやSUVが駐車困難な場合もあるので、現地で高さを測りましょう。

また、平置き駐車場でもたまにやたら狭い駐車場があります。不動産屋に駐車場の寸法を聞いても「知らない」と言われる場合が多いので、正確なサイズは自分で確認するしかありません。

一般的には普通乗用車用で幅2.5m、奥行き6mが標準的な駐車場のサイズと言われています。もちろん、軽自動車やコンパクトカーの場合はこれより小さくても大丈夫な場案もあるので、ご自分の車のサイズによって必要な大きさは異なります。

車検証を持っていく

月極駐車場が見つからないときは現地不動産屋に訪問 現地見学の際は車検証を持参

現地訪問の際には車検証(コピー可)を持っていきましょう。自分の車に乗っていく場合は、通常は車検証ケースを車載していると思うので問題ありませんが、車で行けない場合は、車検証のコピーを持参するのをおすすめします。理由は2つあります

第一に、駐車場のサイズがギリギリと思われる場合、自車の正確な寸法を調べる必要があるからです。ご自分の車の幅、高さ、長さを正確に覚えている人は少ないと思います。車検証を見れば、正確な寸法がチェックできます。

第二に、本命の駐車場にその場で申込みをする際には、車検証のコピーが必要となる場合があるからです。不動産屋によっては、「申込み時点では車検証は不要、保証会社の審査が通った後の契約時にのみ必要」という場合もありますが、念のため持参しておいた方が安心です。

まとめ

この記事では、月極駐車場を探すに当たり地元不動産屋への直接訪問が一番効果的である理由について、5つの観点からご紹介しました。また、実際に現地を訪問する際に重要な6つのポイントについてもお伝えしました。

皆さんの駐車場探しの参考になれば幸いです。

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暑い季節は、駐車中の車内温度上昇を防ぐためにサンシェードが必須です。私も一年の半分以上はサンシェードを利用しています。


タイヤの空気圧は定期的にチェックしてますか?適正な空気圧でないと燃費に悪影響が出ますし、高速安定性も悪くなります。電動エアーポンプを一つ持っていると、クルマ以外にも自転車や浮き輪、キャンプ用マットなどにも使えて便利です。

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