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まるで王宮!ドーハ・ハマド国際空港 アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ レビュー 

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カタール航空 ドーハ ハマド国際空港 アル・ムルジャンラウンジ アイキャッチ
猫助

猫助です。カタール航空ビジネスクラスで利用できるドーハの2種類の空港ラウンジについて、体験記と比較レビューを2回に分けてお届けします。

3月中旬~下旬にかけて、カタール航空ビジネスクラスQsuiteを利用してヨーロッパに行きました。その際、乗り継ぎ地であるドーハのハマド国際空港で2種類のラウンジを利用したのですが、いずれも素晴らしいものでした。今回の記事では、最初に利用したアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(Al Mourjan Business Lounge)のレビューをお伝えします。

2023年4月にオープンしたアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ザ・ガーデン(Al Mourjan Business Lounge The Garden)については、以下の記事で紹介すると共に、新旧ラウンジの比較もしています。

カタール航空ビジネスクラスQsuiteの搭乗レビューは以下の記事をご覧ください。

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目次

2つのラウンジに共通すること

この記事での表記

「アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ」と「アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ザ・ガーデン」。名前が似ていて分かりにくいですよね。当記事と次回の記事では、必要な時は両者の正式名称を使いますが、それ以外の場面では分かりやすく以下のように表記します。

・アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(今回紹介する方)=アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)
・アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ザ・ガーデン(次回紹介する方)=アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(ガーデン)

ラウンジの位置

ドーハのハマド国際空港は世界有数の巨大空港だけあり、とても広大です。空港のHPを見ても全体像が分かりにくいのですが、保安検査場を抜けた後の出発エリアはおおむね以下のような構造になっています。大きく分けてA, B, Cのエリアと、黄色いクマが鎮座している中央エリアに分かれています。

ドーハ ハマド国際空港全体図
ハマド国際空港HPの画像https://dohahamadairport.com/airport-guide/at-the-airport/mapsより筆者追記

この中で、アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)は中央エリア、アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(ガーデン)はCエリアにあります。

利用資格

カタール航空のHPによると、アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)もアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ (ガーデン)も利用資格は同じです。条件は次のとおりです。

  • カタール航空のファーストクラスまたはビジネスクラス利用者(ライト運賃予約クラス「P」を除く)
  • ワンワールド加盟航空会社のファーストクラスまたはビジネスクラス利用者

ワンワールドの上級会員資格(エメラルドやサファイア、JALのJGCなど)でエコノミークラスやプレミアムエコノミーの場合は利用できないので、ご注意ください。ワンワールド上級会員資格のみの場合は、別のラウンジに案内されるようです。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)の概要

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)は、カタール航空のビジネスクラス利用者のメインラウンジとして約10年の歴史があります。

なお、私はこのラウンジを2017年にも利用したことがあり、今回が2度目です。

行き方

日本からカタール航空を利用する人のほとんどは、ハマド国際空港を乗り継ぎ地として利用すると思います。日本から到着後、係員の案内に従って”Transfers”の表示がある方に進むと、乗り継ぎ客用の保安検査場に着きます。検査が終わって順路に従い長いエスカレーターを降りると、前記地図でいう中央エリア付近に到着します。そのまま右後ろ方向に振り返って少し進むと、次のようなエスカレーターが見えてきます。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジへのエスカレーター

ここで係員にボーディングパスを見せると、エスカレーターで上に行かせてくれます。上った先がアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)です。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ受付

保安検査場から降りてきて、黄色いクマのオブジェまで来てしまったら行き過ぎです。その場合は、後ろを振り返って「Al Mourjan Business Lounge」の案内板を頼りに少し戻りましょう。

基本情報

カタール航空のプレスリリースによると、アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)は2014年8月にオープンし、総面積約10,000平方メートル、1,000人以上の利用者を収容できるとのことです。

主要施設は次のとおりです。

  • メインレストラン
  • カフェエリア(Dining Resort)
  • ロッカールーム
  • ビジネスセンター
  • シャワールーム
  • トイレ(男女それぞれ2カ所ずつ)
  • クワイエットエリア(仮眠エリア)
  • キッズエリア
  • 家族用エリア
  • ゲームルーム

ラウンジ入口付近

エスカレーターを上がってレセプションエリアを過ぎると、すぐに次のような広大なインフィニティプール風の池が目に飛び込んできます。この池が、アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)に他にはない荘厳な雰囲気と優雅さを与えています。まるで王宮のような壮大さです。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 壮大な池

池に沿って右側に進むと、メインレストラン(2階)へと続く階段があります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ レストランへの階段

左側には様々な形・レイアウトの座席が無数にあり、カフェエリア、シャワールーム、家族用エリアなども向かって左側にあります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 座席の風景

ロッカールーム

ロッカールームは、入口から向かって右斜め後ろの方に進むとあります。スーツケースなどかさばる荷物がある場合は、最初にここで預けてしまうといいでしょう。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ロッカー

メインレストラン

階段を上がるとすぐにレストランです。大体スタッフが入口で待っていて、空いている席に案内してくれます。正確な数は不明ですがかなりの席数があり、2人用のコンパクトなものから4人掛けのもの、さらに奥には6人以上のグループ用の席もあります。もちろんバーカウンターもあります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ レストラン

食べ物はこのようにブッフェ形式で自分で取るものと、スタッフに注文してから作ってくれるオーダー形式のものがあります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ブッフェ

オーダー可能な料理とドリンクはこちらのメニューを参照してください。飲み物はアルコール・ソフトドリンク共に種類が豊富です。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ レストランの食事
2017年利用時の画像

ブッフェは一般的なホテルにあるようなホットミールやサラダ、フルーツなどが一通り揃っています。日本人には馴染みのないような中東系の料理も結構ありますが、大体おいしいです。寿司もありますが、私は食べたことがありません。


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カフェエリア

入口から左に向かって奥に進むと、Dining Resortという部屋に行き当たります。ここはいわゆるカフェやデリのような役割のエリアで、比較的簡易な食事をとれるようになっています。飲み物も2階のレストランと同じような種類が用意してあります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ Dining Resortの様子

シャワールーム

カフェエリアの中の、入口から向かって右奥の突き当りにあります。受付でボーディングパスを提示して、空いてればそのまま使用できますし、混雑している時は待ち時間が発生することがあるようです。今回はこちらのラウンジではシャワーを使わなかったのですが、2017年に利用した時の写真を参考としてご紹介します。基本的なシャワー設備は今も変わっていないかと思います。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ シャワールーム
2017年利用時のシャワールーム
アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ シャワールーム
2017年利用時のシャワールーム
アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ シャワールーム
2017年利用時のシャワールーム洗面台

なお、こちらのシャワー以外にも、中央のトイレがあるエリアにもシャワールームがあるという情報もありますが、私は利用したことがなく、今回も確認しそびれたので、詳細は分かりません。

クワイエットエリア(仮眠エリア)

カフェエリア右奥のシャワールームがあるエリアに、仮眠エリアもあります。こちらもボーディングパスを提示して、空きがあれば利用できます。今回はアル・ムルジャン・ビジネスラウンジ (ガーデン)の仮眠室を利用したため、こちらの仮眠エリアは使わなかったのですが、代わりに2017年に利用した時の写真をご紹介します。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 仮眠エリア
2017年利用時の仮眠エリア

今回もざっと中を見せてもらったのですが、基本的には現在も同じような設備になっています。パーティーションで区切られた半個室のスペースに、2人分の仮眠用のソファチェアが備え付けてあります。2017年に利用した時の感想としては、ここでは静粛に過ごすことが求められているので大声で話すような人はいませんでしたが、個室ではないので、周りを歩く人の足音やいびきなどは聞こえてきます。

キッズ・ファミリースペース

カフェエリアに入って左奥に進むと、次のような案内があります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 家族用スペースへの案内

ここから先に、子供連れの家族向けの設備がまとまっています。こちらはゲームルーム。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ ゲームルーム

かなり広々としてますが、誰もいません。前回も閑散としていました。

こちらはいわゆるキッズルーム。ここもガランとしています。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ キッズルーム

さらに先に家族向けのスペースがあります。構成は前述の仮眠エリアと似ていて、パーティションで区切られた半個室風のスペースに家族4人程度が過ごせるソファやチェアがあります。コートや上着をかけるためのクロークもあります。ざっと確認したところ、このような家族用ブースが8カ所はありました(利用者がいたため写真は撮ってません)。

おすすめ仮眠ブース

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(南)は超広大で至る所に椅子やソファがあるため、かなりの混雑時でも座ることが見つからないということは、ほとんどないと思います。

アル・ムルジャンビジネスラウンジ 座席の様子
各座席には電源とUSBポート完備

それでも、前述の仮眠エリアは人気のため埋まってしまうこともあるようです。そんな時は、入口から右斜め後ろ方向に進んだ先(ロッカールームのさらに先)にこっそり存在する仮眠ブースがおすすめです。

このようなポッド式のブースが15個ほど設置されています。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 仮眠ポッド

中はこのようになっており、2~3時間仮眠する程度であれば充分な快適さのソファがあります。

アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ 仮眠スペース

ここはメインのエリアからは離れており、また特に案内もされていないので、空いています。私が訪れた時も、ここだけは誰も利用者がいませんでした。人がいないエリアなのでとても静かです。

まとめ

この記事では、カタール航空やワンワールド加盟航空会社でビジネスクラス以上を利用した際に使用できる、ドーハ・ハマド国際空港の「アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ()」のレビューをご紹介しました。次回は2023年4月にオープンした新しい「アル・ムルジャン・ビジネスラウンジ(ガーデン)」の利用レビューと、両ラウンジの比較についてお届けします。

カタール航空は、最高レベルの設備とサービスで快適なフライトを楽しめるだけでなく、なんと燃油サーチャージが無料であるため、価格も比較的良心的です。ヨーロッパや中東、アフリカ方面の渡航において非常に魅力的な選択肢です。

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