2024年の7月にANAのビジネスクラスを利用して、羽田空港からドイツ・ミュンヘンを経由してデュッセルドルフまで移動する機会がありましたので、搭乗レビューをお伝えします。また、羽田空港国際線第二ターミナルのANAラウンジの利用レビューもご紹介します。
なお、羽田~ミュンヘン間の機材はB787-9で、ビジネスクラスはフルフラットシートを互い違いに配置したスタッガード座席でした。
フライトの概要
今回利用した羽田~ミュンヘン~デュッセルドルフ間のフライトの概要、は以下のとおりです。
便名 | 運航会社 | 経路 | 座席クラス | 出発時刻 | 到着時刻 | 飛行時間 |
---|---|---|---|---|---|---|
NH217 | ANA | 羽田~ミュンヘン | ビジネス | 22:55 | 06:50 | 14時間55分 |
LH5363/ EW9083 | Eurowings | ミュンヘン~デュッセルドルフ | ビジネス | 09:35 | 10:50 | 1時間15分 |
ロシア上空を回避してアンカレッジ~北極圏方面から西ヨーロッパを目指すので、羽田~ミュンヘン間の飛行時間が約15時間ととんでもないことになっています。デュッセルドルフまでは乗り継ぎ時間も含めると、20時間近くの超長時間フライトです。ヨーロッパは本当に遠くなりましたね…。
チェックイン
今回のフライトは、羽田空港の国際線第二ターミナルから出発です。今まで羽田発の国際線と言えば第三ターミナルばかり利用していたので、第二ターミナルから海外に行くのは個人的に初めてです。なお、ANAのHPによると2024年3月31日以降、毎日26便の国際線フライトが第二ターミナルから出発しているようです。
19:30頃に空港に到着すると、第二ターミナルの国際線エリアはまだ比較的空いていました。
第二ターミナルを利用する深夜便の出発時間ピークが22:30~0:30前後なので、20時半頃から徐々に混み始めてくると思われます。
優先チェックインカウンターも利用客が少なく、5分ほど並ぶとすぐに自分の番に。
今回は赴任コンポを利用しているので、通常の手荷物許容量よりも多い4つの荷物(スーツケース2個、段ボール2個)を預け入れました。これだけ多くの荷物を無料で運んでもらえるとは、赴任コンポ様様ですね。
赴任コンポについては詳細を別の記事で紹介しているので、併せてご覧ください。
無事にチェックインを済ませ、手荷物検査場へ進みます。
ファースト・ビジネスクラス用の入口から入りましたが、その先の手荷物検査レーンは一つしか空いていなかったので、搭乗クラスやステータスに関わらず、結局は全ての乗客が同じレーンに並ぶことになりました。まぁ空いていたので問題ありません。
ANAラウンジレビュー
ラウンジ概要
出国審査を終え、右手に進むとANAラウンジの入口に続くエスカレーターがあります。
エスカレーターで4階に上ると、ラウンジの受付があります。受付に向かって左側がANAラウンジ(ビジネスクラス利用者やプラチナ/SFC/スタアラゴールド用)、右側がANA Suiteラウンジ(ファーストクラスやダイヤモンド会員用)となっています。今回私が利用したのは、左側のANAラウンジです。
ANAラウンジ入口のすぐ右手には、このようなダイヤル式のロッカーがあり、大きな荷物を預けておけます。
入口から左手に進むと、ラウンジの全貌が見えてきます。とても広大な空間で、約900席があるとのことです。
全体的な印象としては、「とにかく広い」という一言に尽きます。今まで多くの空港ラウンジを利用してきましたが、日本の国際線ラウンジとしては、おそらく最高レベルの広さではないかと思います。深夜出発便が重なる時間帯でも、座席にはまだまだ余裕がありました。また、座席のタイプも豊富です。
ラウンジの全体図は以下のとおりです。後ほど触れますが、メインの施設は全て4階にあり、シャワールームの一部が3階に配置されています。
ちなみにこのラウンジは元々2020年3月にオープンしたものの、すぐにコロナ禍になり、2023年7月に再オープンしたという経緯があります。なので本格的にオープンしてからまだ1年足らずということもあり、全てがきれいで先進的な設備が充実したラウンジです。
利用時間は午前5時から国際線の最終便出発時間までです。
ラウンジの食事・飲み物
ラウンジの入口からしばらく進んだ先の左手に、ブッフェエリアがあります。ざっと見たところ、食事や飲み物の品揃えは他のANAラウンジと大差ないと思います。一例を挙げると、カレー、唐揚げ、タコ焼き、サラダ、温野菜、おにぎり、いなりずし、サンドイッチなどがあります。
ちなみにカレーのご飯は「ご飯盛り付けロボット」で自動で出てきます。そういえば、数カ月前にJALの国際線サクララウンジを利用した時も同じようなご飯盛り付け器がありましたね。
ブッフェの食事で特筆すべきは、ライブキッチンでコックさんが鉄板を使ってその場で焼きそばを作っていたことです。
外国人に受けそうなパフォーマンスですね。おかげで出来立てのおいしい焼きそばを食べることができました。ソースは少し甘めな感じがしましたが、具だくさん(豚肉、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、人参など)でおいしかったです。また、ブッフェの中では唐揚げがジューシーでおいしかったです。
なお、ANAラウンジではおなじみのヌードルバーもありましたが、今回は利用しませんでした。
飲み物についてですが、ビールは4種類が用意されています。
ほかにもワイン(赤、白、泡)、焼酎、日本酒各種、ジュース、ソフトドリンクなど充実した品揃えでした。ブッフェエリアの脇には、下記のように各ラウンジや機内で提供している日本酒を展示したコーナーがあり、日系航空会社としてのプライドが伺えます。
また、ラウンジ奥の右手にはバーカウンターがあり、上で紹介した飲み物各種に加え、ANAオリジナルのカクテルなどを提供しているようです(今回は時間が無くて利用しませんでした)。
シャワールーム
ラウンジ内には、もちろんシャワールームもあります。シャワールームは全17室あり、利用するためには入口の左手すぐ辺りにある受付機で受付を済ませる必要があります。私が受付した時は、すでに15人待ちでした。
なお、順番が来た時にSMSでお知らせしてもらうために、携帯電話の番号を登録する必要があります。携帯番号を登録しない場合は、代わりに受付でブザーをもらうことになります。
深夜便の出発前の時間帯はシャワールームが混雑するので、シャワーを利用したい場合はラウンジに入ったらすぐに受付を済ませ、順番を待っている間にブッフェで食事をするのをおすすめします。
私の時は15人待ちでしたが、食事を食べている間に30~40分で順番が回ってきました。シャワーの受付にいくと、メインの4階シャワールームは満室なので、3階の部屋を用意したと言われました。案内されたとおり、ロッカースペースの先のエレベーターを降りて3階のシャワールームに向かいました。シャワー施設に行くためだけのエレベーターってすごいですよね。
3階に到着し、受付でカードキーを貰ってシャワールームに向かいます。部屋は目測で畳3畳ほどのスペースで、新しくてとてもきれいです。
ちゃんと太いハンガーがあるのが好印象ですね。ジャケットもしわにならずに済みます。また、結構立派な靴ベラが用意されていたのにびっくりしました。ビジネスラウンジとしては結構贅沢だと思います。
リネン類はハンドタオル、バスタオルとバスマットが一枚ずつ用意されています。シャワーブースは充分すぎる広さで、レインシャワーとハンドシャワーが備え付けてありました。
日本なので当たり前ですが、湯量・温度共に文句ありません。シャンプー類は全てESTHE ROYERでした。
洗面台に用意されているアメニティはこんな感じです。奥の木箱に入っているのはドライヤーです。
シャワールームの全体的な印象としては、とてもきれいでアメニティも充実しており、クオリティの高いハンガーや靴ベラなど日本らしい心遣いが随所に見られ、大満足でした。やはり水回り系は日本の施設が一番だと思います。
ラウンジ自体は、数カ月前に利用したカタール航空のドーハ国際空港・ハマドビジネスラウンジが圧倒的なクオリティと豪華さでしたが、シャワールームに限ってはANAラウンジの方が個人的には高評価です。
参考として、ドーハ国際空港ビジネスラウンジの利用レビュー記事を共有しますので、ぜひ併せてご覧ください。
その他の施設
ラウンジ入口から少し進んだ左側には、キッズルームがあります。広さ的には子供3~4人が遊べる程度の大きさです。
キッズルームの先には、パーティションで区切られたビジネスコーナー(下の写真右側)と、リラクゼーションコーナー(写真左側)があります。
リラクゼーションコーナーは、このように半個室の部屋にソファチェアとオットマンがあり、ゆっくり休憩できる環境が用意されています。このタイプの半個室が計3つありました。
ラウンジ全体の雑感
羽田空港国際線第二ターミナルのANAラウンジは、まだ本格稼働して日が浅いこともあり、全てが新しくてきれいでした。
驚いたのは、外国人スタッフ率の高さです。シャワーエリアは受付の人が中東系の見た目で、清掃スタッフは中国語とベトナム語で会話してました。
また、ブッフェエリアや食器回収スタッフも見た目インド系、東南アジア系、東欧系など様々な人種の人たちが働いていました。この人達は一体どういうビザで日本に滞在しているのだろうと思いましたが、学生ビザの留学生バイトなのかもしれません(詳細は不明)。
また、ラウンジ内ではこのようにロボットも活躍していました。どこも人手不足ですからね。
搭乗~機内の紹介
機材と座席について
搭乗手続きは30分程度遅れて始まり、23時近くになってようやく機内に入ることができました。
今回の羽田~ミュンヘン間の機材はB787-9で、ビジネスクラスのスタッガード席は以下のような配置になっています。全ての座席から直接通路に出ることができます。
今回私が使わせてもらったのは、最前列左側の1A席です。座席の全体像はこんな感じです。シートはもちろんフルフラットになります。
座席の右側には、このように大型のサイドテーブルがあります。13インチのノートパソコンを置いても、まだ飲み物などを余裕で置けるスペースがあります。
また、サイドテーブルの後方にUSB-Aの充電ポート、イヤホン入力端子、ユニバーサルの電源と、機内エンターテイメントのリモコンがあります。
座席の前方は以下のようになっています。18インチの大型タッチパネルモニターがあり、その下には足を伸ばして入れられるスペースがあります。
そのさらに下には、このように靴を置いておけるスペースもあります。この辺りが日系航空会社らしい配慮を感じますね。
ざっと周りを見渡したところ、この日のビジネスクラスはほぼ満席でした。日本人風の見た目の乗客はせいぜい2割程度で、大多数はドイツ人やその他の外国人でした。
搭乗手続きの際に、ダイヤモンド会員として最優先で搭乗する列には日本人サラリーマン風の人たちがたくさん並んでいましたが、彼らの多くはビジネスクラスのエリアに見当たりませんでした。あの人達の大部分はエコノミーの席で約15時間のフライトに耐えていると思うと、少し複雑な気分になるのは私だけでしょうか。
アメニティセット
座席には、このようなスリッパが用意されています。パイル地のしっかりした作りで、履き心地も良いです。
スリッパが入っているビニール袋の中には靴べらと不織布のケースがあり、スリッパを入れて持ち帰ることができます。この辺も日系の細かい心遣いを感じます。
出張先や旅先のホテルで靴べらが無くて困る時もあるので、このケースにスリッパと靴べらを入れて持ち帰るのがおすすめです。
なお、以前利用したJALのビジネスクラス(羽田~パリ)では、スリッパ自体はANAのものと似た質感で履き心地が良く、靴べらもありましたが、不織布のケースは無かったです。参考まで。
ANAのビジネスクラスに戻りますが、今回はアメニティセットとしてEttingerのオレンジ色のポーチが用意されており
中身はこのようにリップクリームとボディローション、ANAロゴ入りのエコバッグが入っていました。
また、ポーチ自体も結構しったりした作りなので、ちょっとした小物入れとして使っても良さそうです。
パジャマは標準では用意されておらず、リクエストすると持ってきてくれる形式です。
このパジャマは持ち帰り式ではなく、使用後は回収されます。使い捨て前提ではないためか、結構しっかりした作りで、カタール航空ビジネスクラスのものより質が良かったです。サイズは日本人体型を前提としているためか、少し小さめな気がしました。
私は細身体型なので何も言わずにS/Mと書かれたサイズのものが提供されましたが、少し小さめに感じました。ゆったりした着心地を好む場合は、大きめサイズをリクエストした方が良いと思います。
なお、トイレでパジャマに着替え終わると、何も言わなくても元々来ていた服を預かってくれました。気が利いていいですね。
離陸前のサービス
座席についてしばらくすると、担当CAの方が挨拶に来てくれました。ちゃんと名前を覚えて呼んでくれますが、この辺はどの航空会社のビジネスクラスでも一緒ですね。
ウェルカムドリンクは、スパークリングワインかオレンジジュースを選ぶ形式でした。各乗客から注文を取って個別にサーブするのではなく、トレイの上に複数のグラスを載せて各席に配るという形です。そして、容器はプラスチックのグラスです。
これでも充分で不満は全くありません。ただ、比較してはいけないのは承知していますが、世界的に評判が高いカタール航空やシンガポール航空などのビジネスクラスでは、ウェルカムドリンクもちゃんとした本物のグラスでサーブしてくれるので、それらよりは見劣りしてしまうのは事実です。
食事とサービス
一回目の食事
離陸してしばらくすると、一回目の食事の希望について聞かれました。深夜便なので食事をパスしても良いですが、小腹が空いていたので食べることにしました。
機内食のメニューはANAのHPで確認できますので、ご自分が搭乗する路線の内容を事前にチェックするのが良いと思います。
路線別機内食・ドリンクメニュー
食事は和食か洋食を選ぶ形式で、私は和食をお願いしました。詳細メニューは以下のとおりです。
まずはアミューズが提供されました。飲み物はシャブリをお願いしました。
ビジネスクラスなので、出来ればちゃんとしたワイングラスで持ってきて欲しいところですが、JALもこんな感じだったと記憶しているので、日系はどこも同じでしょうか。
ワイン自体は上品なミネラル感と爽やかな酸味のバランスが秀逸でしだが、温度がぬるすぎて残念でした。おそらく16~17度はあったと思います。せっかく良いシャブリなので、もう少しキリッと冷やしてほしいです。
続いて和食の料理が提供されました。全品がお盆でまとめてサーブされる形式です。
真ん中の奥にあるのは4種類の前菜です。小さいポーションの料理が複数提供されるのは、和食の良いところですね。
左上にあるのはマグロの刺身で、コクがある土佐醤油とよく合っておいしかったです。
手前の皿は、主菜の「銀ガレイの幽玄焼きと豚角煮」です。銀ガレイは油が乗っていて味付けも上品で、大変美味でした。豚の角煮はまぁまぁですかね。ご飯とお味噌汁、お漬物は普通においしかったです。
この食事に合わせたワインはボルドーの赤です。ほのかな土っぽい香りが和食とも合って上等なワインでしたが、すこし冷えすぎていました。なんと先に頼んだシャブリよりも冷えていたので、全体的にワインの温度管理はもう少し頑張って欲しいと思いました。
ただ、ワインは必ずエチケット(ラベル)を見せてから注いでくれたので、その点はとても良かったと思います。
なお、一回目の食事の後は、下記の軽食をいつでも好きなタイミングで注文することができます。
フルフラットシートで就寝
食事後は、座席をフルフラットにして休みました。備え付けてあるベッドパッドを座席の上に敷いて、掛け布団をかけて就寝です。
掛け布団は中に詰め物が入っているタイプで、軽くて暖かいです。羽毛か化繊かは不明ですが、表面はサラッとした肌触りで気持ち良かったです。
フルフラットにした時の足元はこんな感じです。
平均的な日本人の成人男性であれば、充分足を伸ばすことができます。カタール航空ビジネスクラスのQsuiteのような圧倒的な快適さはありませんが、かろうじて寝返りも打てるので、ゆっくり体を休めることができました。
朝食~ミュンヘン到着
7時間ほどぐっすり寝た後は、読書をしたり機内エンターテイメントで映画を見たりして過ごしました。途中、CAさんがたびたび「お飲み物や軽食はいかがですか?」と気を使ってくれたのがありがたかったです。
フライト時間も残り2時半程度になった頃、機内の照明が明るくなり、CAさんから朝食の希望について聞かれたので、洋食をお願いしました。また、追加でコーンスープも注文しました。
コーンスープは、とうもろこしの自然な甘みコクが感じられておいしかったです。あと、おそらく白コショウも少し効いていて、甘いだけじゃなく味にまとまりがありました。
しばらくして洋食の朝食が運ばれてきました。
メインの「スクランブルエッグのクレープ包み」は、チーズの主張が控えめで上品な味付けに感じました。トマトソースの酸味は好みが分かれると思いますが、個人的には好きな味です。ただ、ソーセージは少し塩気が強い気がしました。付け合わせのポテトはコクがあって美味しかったです。
パンについては、お盆の中でただ紙の上に置かれて出てきたのは少し残念かもしれません。バターも安っぽいパウチもので、一瞬エコノミークラスかと思いました。
食後は紅茶を頂きました。紅茶はイングリッシュブレックファスト、アールグレイ、クイーンズチョイスの3種類から選べるとのことで、イングリッシュブレックファストを注文。チョコもついてきました。
朝食を終えると、飛行機は間もなく降下を開始し、ミュンヘン空港に到着しました。15時間近くの長時間フライトでしたが、快適なフルフラットシートとCAさんの細やかな気遣いで、充実した空の旅になりました。
ミュンヘンの観光関連では以下の記事もありますので、併せてご覧ください。
ユーロウイングスの乗り継ぎ便
ミュンヘンの空港に到着後、入国審査と保安検査を済ませ、最終目的地であるデュッセルドルフ行きの乗り継ぎ便に搭乗しました。運航するのはルフトハンザグループのLCC部門であるユーロウイングスです。
デュッセルドルフまでは1時間ちょっとの国内線なので、飛行機も中央通路を挟んで3列席が左右に配置されているだけのシンプルなものでした。
今回の私の渡航は、羽田~ミュンヘン~デュッセルドルフを通しでビジネスクラスとして予約していたので、一応ミュンヘン~デュッセルドルフ間のボーディングパスにも、ビジネスクラスを意味する”C”と記載されていました。
席は最前列でしたが、LCCの近距離フライトなのでもちろんビジネスクラスの設備はありません。エコノミークラスの最前列3席を一人で使用することで、ビジネスクラス扱いで運用していたようです。
飛行機は予定通り1時間ちょっとでデュッセルドルフに到着し、乗り継ぎも含めて約20時間の長旅がようやく終わりました。
まとめ
この記事では、2024年7月に搭乗したANAのビジネスクラス羽田~ミュンヘン間のフライトについて、機内の設備やサービス、食事などに関するレビューをお届けしました。また、搭乗前に利用した羽田空港国際線第二ターミナルのANAラウンジについても、最新の情報をご紹介しました。
今回私が利用したビジネスクラスの座席は最新のThe Roomではなく、一世代前のスタッガード席でしたが、フルフラットシートは機能性・快適性とも申し分なく、長距離のフライトも疲労を感じることなく過ごすことができました。
機内の食事・飲み物については、世界トップレベルの同業他社のビジネスクラスと比べると見劣りする部分はあるものの、日系らしい気遣いが随所に感じられるサービスには全体的に満足でした。
なお、記事の中でたびたび言及していたカタール航空のビジネスクラスQsuiteについては、2024年3月にヨーロッパに渡航した際の搭乗レビューを以下のとおり公開していますので、ぜひ併せてご覧ください。
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