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セコム解約の流れと機器取り外し後の壁穴補修

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わが家はセコムのホームセキュリティを長年契約していましたが、生活環境の変化によって不要になったので、最近解約しました。同じように解約を検討している方に向けて、解約の手続きや流れ、機器撤去工事の様子、撤去後の壁穴補修などについてご紹介します。

目次

セコム解約の流れ

セコムホームセキュリティの解約

解約の連絡

セコムのホームセキュリティを解約することを決めたら、まずは解約の意思を連絡する必要があります。解約の連絡は、電話またはWebフォームのいずれかで行います

電話での解約連絡

電話の場合は、下記の契約者用お問い合わせ窓口に連絡しましょう。

0120-025-756(受付時間:午前9時~午後6時)

私の場合はオペレーターにつながった後、解約したい旨を伝えると、本人確認のための質問に続き、解約の理由を聞かれました。理由を伝え、こちらの契約終了希望日を伝えると、「担当の営業所から折り返し詳細を連絡します」と言われ、いったん電話を切りました。

しばらくして営業所の担当者から電話がかかってきたので、再度こちらの契約終了希望日を伝えた上で、その日の何時ごろに機器の撤去工事が可能かどうかを、双方の都合をすり合わせて決めました。

私の場合は契約終了日(サービス提供終了日)と同じ日に機器撤去工事を行うことになりましたが、都合が付かない場合は、工事だけ別の日に実施する場合もあるのかもしれません。この辺りは、営業所の担当者との打ち合わせで確認してください。

Webでの解約連絡

Web上でセコム・ホームセキュリティの解約を連絡する場合は、以下のお問い合わせ窓口の「契約内容関連」から「お問い合わせはこちら」をクリックします。

セコムのお問い合わせ窓口
画像引用: https://www.secom.co.jp/inquiry/hs_contact.html

下記のページに移りますので、「お問い合わせの種類」で「契約内容変更(解約・中止)」を選択します。その下の「ご希望の変更内容」で契約を解約したい旨を記入し、その下で解約の希望日を入力します。

セコムお問い合わせ窓口から解約の連絡
画像引用: https://www.secom.co.jp/support/form/entry_hs_hs.html


その後の流れは、電話で解約連絡をした場合の「担当営業所からの連絡」以降と同様と思われます。

解約金について

セコム・ホームセキュリティの契約プランや契約開始からの経過年数によっては、解約金が発生する場合もあります。解約金の有無や金額は、契約者によってそれぞれ異なりますので、詳しくはご自分の契約書をご確認ください。

なお、私の場合は契約開始から5年以上経過していたこともあり、解約金は発生しませんでした。

機器撤去の工事料金

解約金はゼロで済みましたが、機器の取り外し工事に当たり、「機器撤去工事料金」の請求がありました。私の場合は税込で一万数千円でしたが、これもご自身の契約プランや機器の種類、数量によって異なると思いますので、あくまで参考程度でお願いします。

なお、機器撤去工事料金は工事の当日ではなく、最終の契約料金(最終利用月の日割料金)と一緒に後日請求がありました。

機器取り外しと鍵の返却

セコムホームセキュリティのホームコントローラー

私の場合、契約終了日(最後の利用日)と同日に機器の撤去工事が行われましたので、当日の流れをご紹介します。

鍵の返却

セコムのホームセキュリティを契約している方は、自宅の鍵を一本同社に預けている場合がほとんどだと思います。わが家も同様でしたので、契約終了日の朝に、セコムのスタッフがバイクでやって来て、預けていた鍵を返却してくれました。なお、このスタッフは撤去工事とは無関係とのことで、鍵の返却後はすぐに去っていきました。

ホームセキュリティ機器の撤去

しばらくして、セコムから業務委託を受けた工事会社の人がやって来て、工事が始まりました。取り外す機器は契約プランによって異なると思いますが、標準的なプランでは主に以下のような機器が対象だと思います

  • ホームコントローラー
  • 無線通信アダプター
  • レピーター
  • 煙感知器
  • フラッシュライト(玄関屋外に設置するオレンジ色のライト)
  • セット解除ボックス
  • 空間センサー(複数)
  • マグネットセンサー(複数)

上記のうち、マグネットセンサー以外はネジで壁に固定されているので、撤去後は壁に穴が残ることになります(補修については後ほど紹介します)。

工事会社の方は作業に慣れていて、取り外し工事は1時間半程度で終わりました。ただ、この作業時間はあくまでわが家の場合なので、実際にかかる時間は貸与されている機器の種類、数、家の間取り、作業環境などによって変わると思います。

なお、SECOMのステッカーについては撤去されず、特に何も言われないまま工事は終了しました。

セコムホームセキュリティのステッカー


機器撤去後の壁穴を補修

上述のとおり、ほとんどの機器はネジで壁に取り付けられていたので、撤去後は壁に穴が残ります。

セコムホームセキュリティの解約 機器撤去後の壁穴

対応策として、希望すればセコムは穴を隠すためのカバーを提供してくれます。

セコムホームセキュリティの解約後にセコムがくれた壁穴カバー

わざわざカバーを用意してくれるのはありがたいのですが、これをそのまま壁に取り付けるのはデザイン的にちょっと…と思ってしまいます。あまりに不自然で無機質な印象になりますし、これを取り付けるのにも壁に穴を開ける必要があります。

セコムホームセキュリティの解約後にセコムがくれた壁穴カバー

結局私たちはカバーを使用せずに、自分たちで壁穴を補修することにしました。我が家は珪藻土の塗り壁なので、下記の補修キットを購入しました。

LOHAS material EM珪藻土 メンテナンス補修キット
珪藻土壁の補修キット

まずは穴の周囲をマスキングテープで覆います。

セコムホームセキュリティ機器撤去後の補修 マスキングテープ

その後水道水をスプレーで穴の周辺に噴射します。

セコムホームセキュリティ機器撤去後の補修

そして筆(別売り)の先端を水に濡らし、付属の珪藻土の粉末を筆先につけて穴に塗り込みます。さらにスプレーの噴射と珪藻土の塗り込みを、穴が充分に塞がるまで繰り返しました。

セコムホームセキュリティ機器撤去後の補修 穴を珪藻土で塞ぐ

穴が充分に塞がった状態です。最初は周囲よりも色が濃く見えますが、乾けば目立たなくなります。

セコムホームセキュリティ機器撤去後の補修 穴が塞がった様子

この作業を合計10数か所の穴に繰り返しました。慣れない作業なので、結構疲れました。

なお、漆喰の壁の場合は、以下のような補修材もあります。


また、一般的な壁紙(クロス)の場合は、下記の補修材もあります。


どのタイプの壁であっても、補修材を使用する際は手荒れを防ぐためにゴム手袋があった方が良いです。

壁穴の補修に当たっては、完璧に仕上げたい場合はプロに依頼するのが良いと思いますが、とりあえずネジ穴を塞いで「気にならないレベル」に補修するのであれば、DIYでも何とかなると思います。ただし、DIYで補修する場合はあくまで自己責任でお願いします。

まとめ

この記事では、セコム・ホームセキュリティの解約手続きの流れと機器撤去工事の様子、そして撤去後の壁穴の補修について筆者の体験談をお伝えしました。セコムの解約を検討している方の参考になれば幸いです。

なお、セコムは解約するけどホームセキュリティは必要という方は、ALSOKがおすすめです。スマホでの遠隔操作にも対応しています。

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最近は物騒な世の中なので、ホームセキュリティを解約しても防犯対策はしっかりしたいですね。


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