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2025年ゴールデンウィーク 日本発着外国船クルーズ5コース 早めの予約がお得

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2025年ゴールデンウィーク日本発着外国船クルーズ アイキャッチ

2025年のゴールデンウィークの予定はお決まりでしょうか。

まとまった休みが取れそうな人は、海外旅行を計画している方もいると思います。でも円安や燃油サーチャージの高騰で、海外旅行は以前よりハードルが高くなってしまいましたよね…。

そこでおすすめなのが、外国客船の日本発着クルーズです。横浜や東京発着のコースなら、国内旅行のような感覚で参加できます。クルーズ代金には基本的に乗船中の移動料、部屋代、食事代が全て含まれており、トータルでは飛行機利用の海外旅行よりも安く済むこともあります。

また、船内は外国のような環境(乗組員のほとんどは外国人)であり、寄港地にも海外が含まれている(台湾か韓国が多い)ので、気軽に海外を体験できます。

この記事ではクルーズ好きの方はもちろん、はじめてのクルーズ旅行を検討している方にも向けて、2025年ゴールデンウィークに予定されている5つの日本発着クルーズと、それぞれのおすすめポイントをご紹介します

目次

2025年ゴールデンウィークの日程

まずは2025年のゴールデンウィークのカレンダーを確認しましょう。下記のとおりとなっています。

2025年ゴールデンウィークのカレンダー 最大11連休

そこまで曜日の並びが良い訳ではないですが、4/28と4/30~5/2の4日間の休みが取れれば、11連休になります。

あるいは、後半の5/7~5/9の3日間休みが取れれば、9連休になります。お仕事の都合にもよると思いますが、少し頑張って調整すれば、クルーズ旅行にも参加できそうなスケジュールです。

以下、5つの日本発着クルーズの具体的な日程などについてお伝えします。

MSCベリッシマのGWクルーズ

大黒ふ頭に停泊するMSCベリッシマ

まずは当ブログでもおなじみ、カジュアルな雰囲気でファミリー層に人気のMSCベリッシマです。我が家も2023年のゴールデンウィークに子連れで乗船しました

スケジュールと航路

2025年のGWに運航するのは「ゴールデンウィーク 南西諸島クルーズ9日間」で、4月30日(水)に東京港出発、5月8日(木)に東京港帰着の8泊9日です。詳細は次のとおりです。

スクロールできます
日次日付寄港地入港出港
14/30東京港19:00
25/1終日航海日
35/2終日航海日
45/3基隆(台湾)7:0018:00
55/4宮古島7:0016:00
65/5那覇7:0015:00
75/6鹿児島12:0021:00
85/7終日航海日
95/8東京港5:30

航路は以下のとおりです。

MSCベリッシマの2025年ゴールデンウィークのクルーズ航路
画像引用: https://www.cruiseplanet.co.jp/tour?id=17569

MSCベリッシマの概要

ベリッシマ ブッフェランチ

MSCベリッシマは「カジュアルクラス」に属するイタリアの客船で、子連れに優しい料金体系や設備で、ファミリー層に人気です。

ベリッシマの基本情報は次のとおりです。

基本情報
  • 就航年:2019年
  • 総トン数:171,598トン
  • 全長:319m
  • 全幅:43m
  • 乗客定員:5,655名
  • 乗組員数:1,595名
  • 乗員乗客比率:3.55人

MSCベリッシマの魅力

ベリッシマ キッズエリア

MSCベリッシマの主な魅力は以下のとおりです。

  • 18歳未満の子供料金が無料*
  • 充実した子供向け施設・設備(スライダープール、キッズクラブなど)
  • 新しくスタイリッシュな客室と共有設備
  • カジュアルで気取らない雰囲気
  • コスパに優れた食事

*子供料金の扱いはコースにより異なる場合があるので、詳細は旅行代理店に要確認。

上記のとおり、MSCベリッシマはお子様連れで乗船する方に特におすすめです。カジュアル船ですし、他の乗客も子連れ割合が高いので、あまり気を使う必要がありません。また、新しい船なので設備が現代的できれいです。

\ 子連れにおすすめ /


MSCベリッシマの魅力や雰囲気について詳しく知りたい場合は、我が家が2023年のGWに乗船した時の下記レビュー記事をご覧ください。上記で紹介したコースとほぼ同じ航路だったため、寄港地情報なども参考になると思います。

なお、これらの記事でも繰り返し触れているとおり、ベリッシマに乗船するのであれば「アウレア」のプランで予約するのをおすすめします。


ベリッシマの2025年の日本発着クルーズは、こちらの記事で全コースをまとめています。


ダイヤモンドプリンセスのGWクルーズ

ダイヤモンドプリンセス

続いては、日本で10年以上の就航歴があり、根強いファンが多い「ダイヤモンドプリンセス」です。我が家は2023年の夏に親子3人で乗船しました

スケジュールと航路

2025年のGWに運航するのは「GWに航く!南国リゾート 沖縄・台湾クルーズ 11日間」で、4月26日(土)に横浜出港、5月6日(火)に横浜帰着の10泊11日です。詳細スケジュールは次のとおりです。

スクロールできます
日次日付寄港地入港出港
14/26横浜16:00
24/27終日航海日
34/28終日航海日
44/29基隆(台湾)9:0019:00
54/30花蓮(台湾)8:0018:00
65/1石垣島7:0016:00
75/2那覇7:0019:00
85/3終日航海日
95/4鹿児島7:0017:00
105/5終日航海日
115/6横浜午前

航路は以下のとおりです。

2025年ゴールデンウィークのダイヤモンドプリンセスのクルーズ航路
画像引用: プリンセスクルーズ 2025年パンフレット

ダイヤモンドプリンセスの概要

ダイヤモンドプリンセスは「プレミアムクラス」に位置づけられるアメリカのクルーズ船で、日本では2014年から就航しています。アメリカ客船でありがなら、大浴場があったり日本食メニューが多数用意されていたりと、日本仕様のサービスが支持を集めています。

船の基本スペックは次のとおりです。

基本情報
  • 就航年:2004年(日本就航:2014年)
  • 総トン数:115,875トン
  • 全長:290m
  • 全幅:37.5m
  • 乗客定員:2,706名
  • 乗組員数:1,100名
  • 乗員乗客比率:2.46人

ダイヤモンドプリンセスの魅力

ダイヤモンドプリンセス メダリオン

ダイヤモンドプリンセスの主なおすすめポイントは次のとおりです。

  • プレミアムクラスらしいゆとりあるスタッフ配置
  • メダリオン(クルーズカード代わりのボタン型デバイス)が超便利。客室の解錠、飲食オーダー、買い物などが非接触で可。
  • 専用アプリが超多機能(ディナー予約時間を細かく管理、船内どこでも飲食オーダー可など)
  • 日本人の嗜好に合わせた設備・サービス(大浴場、日本食など)
  • 充実した早期予約割引
  • リピーター特典が充実


特筆すべきは、早期予約割引がとても充実していることです。2025年のクルーズに関しては、下記の期間限定で一人当たり最大60,000円もお得に予約できます。

早期予約割引2倍 >> 2024年12月1日までの予約に適用

ダイヤモンドプリンセスの早期予約割引2倍
画像引用:プリンセスクルーズ 2025年パンフレット


早期予約割引 >> 2025年2月27日までの予約に適用

ダイヤモンドプリンセスの早期予約割引2倍
画像引用:プリンセスクルーズ 2025年パンフレット


また、ジュニア・スイート以上の部屋であれば、2025年2月27日までに予約することで3~4人目の料金が格安になるキャンペーンも行っています。子連れで乗船する場合に特におすすめです。実際、私たちもジュニア・スイートの部屋で予約・乗船しました

ダイヤモンドプリンセス 2025年 3~4人目割引
画像引用:プリンセスクルーズ 2025年パンフレット


さらに、2回目以降の乗船ではリピーター割引として一人当たり最大10,000円が割引されます(2024年12月1日までに予約した場合に適用)。

上記の割引は全てプリンセス・クルーズ(船会社)が提供するものなので、どこの旅行代理店で申込んでも適用されます。

\ 早期割引は今だけ /


なお、ダイヤモンドプリンセスには客室クラスとは別に、「プリンセス・スタンダード」、「プリンセス・プラス」、「プリンセス・プレミア」という3つの料金プランがあります。詳細は公式HPを確認して頂きたいのですが、多くの方にとっては中間の「プリンセス・プラス」で充分だと思います。私たちもプリンセス・プラスで予約しました。

私たちがダイヤモンドプリンセスに乗船した時の乗船記は以下のとおりですので、ぜひご覧ください。ダイヤモンドプリンセスの雰囲気や魅力、料金プランの違い、メダリオンや専用アプリの超便利機能などがよく分かる内容になっています。


また、MSCベリッシマとの乗船比較記事もありますので、ぜひ併せてご覧ください。


クイーン・エリザベスのGWクルーズ

クイーンエリザベス 2025年GW 日本発着クルーズ
画像引用: https://www.jtb.co.jp/cruise/cunardline/

3つ目に紹介するのは、豪華客船の代名詞ともいえる「クイーン・エリザベス」のGWクルーズです。近年、日本発着クルーズを複数運航しています。

スケジュールと航路

クイーンエリザベス 2025年GW 日本発着クルーズ
画像引用: https://www.cunard.com/ja-jp/アクティビティの種類/dining/britannia-club-restaurant

クイーン・エリザベスの2025年GWクルーズは「ゴールデンウィーク 沖縄リゾートと台湾クルーズ10日間」で、4月26日(土)に横浜出港、5月5日(月)に横浜帰着の9泊10日です。

詳細スケジュールは下記のとおりです。

スクロールできます
日次日付寄港地入港出港
14/26横浜19:00
24/27終日航海日
34/28終日航海日
44/29花蓮(台湾)10:0019:00
54/30基隆(台湾)8:0022:00
65/1終日航海日
75/2那覇6:0021:00
85/3終日航海日
95/4終日航海日
105/5横浜

航路は次のとおりです。

クイーンエリザベスの2025年GWクルーズ航路
画像引用: クイーン・エリザベス2025年春横浜発着クルーズ パンフレットより


航路的には既に紹介したMSCベリッシマやダイヤモンドプリンセスのGWクルーズと似ていますが、寄港地がやや少なめで終日航海日が多くなっているのが特徴的です。短い時間で慌ただしく観光するよりも、船内の優雅な時間をゆっくり楽しむというコンセプトでしょうか。

個人的には、クルーズ旅行ではずっと船内で過ごしても良いとすら思っているので(実際にそういう人もいます)、ゆとりのあるスケジュール設定は好印象です。

クイーン・エリザベスの概要

クイーンエリザベス 2025年GW 日本発着クルーズ ホワイトスター・サービス
画像引用: https://www.cunard.com/ja-jp/the-cunard-experience

クイーン・エリザベスは、180年以上の歴史を誇るクルーズ会社キュナード・ラインが運航するラグジュアリー客船で、英国の伝統を受け継いだ格調高い雰囲気とサービスで有名です。

船の基本情報は以下のとおりです。

基本情報
  • 就航年:2010年
  • 総トン数:90,900トン
  • 全長:294m
  • 全幅:32.25m
  • 乗客定員:2,081名
  • 乗組員数:1,005名
  • 乗員乗客比率:2.07人

クイーン・エリザベスの魅力

クイーンエリザベス 2025年GW 日本発着クルーズ 正装ディナー
画像引用: https://www.jtb.co.jp/cruise/cunardline/

クイーン・エリザベスの主な魅力は以下のとおりです。

  • 格調高くエレガントでありながら、親しみやすく落ちついた雰囲気
  • 全クルーが伝統の「ホワイトスター・サービス」を提供するための専門訓練を受けている
  • 客室クラスごとに4つのメインレストランが用意されており、上級クラスのレストランではより優雅で豪華、洗練された食事とサービスを楽しめる。
  • フォーマルナイトでは正装率高めでエレガントさ満点
  • 人気のアフタヌーンティーは一皿ずつ提供される伝統スタイル(ティースタンドに全乗せではない)
  • 2018年に客室・船内設備を改修しより快適に
クイーンエリザベスのアフタヌーンティー
画像引用: https://www.cunard.com/ja-jp/アクティビティの種類/dining/traditional-afternoon-tea

世界的に有名なクイーン・エリザベスに横浜発着で乗船できるというのは、とても恵まれたことですし、それがゴールデンウィークに叶うのだからなおさらです。この機会に、英国の伝統と格式を受け継いだクイーン・エリザベスで旅に出てはいかがでしょうか。

\ 憧れのクイーン・エリザベス /


バイキング・エデンのGWクルーズ

バイキング・エデン
画像引用: https://www.vikingcruises.com/oceans/ships/viking-yi-dun.html

次に紹介するのは、北欧スタイルのスモール・ラグジュアリー船「バイキング・エデン」のGWクルーズです。あまり馴染みがないと思いますが、2024年秋から日本発着クルーズを就航開始です。

スケジュールと航路

バイキング・エデンの2025年GWクルーズは4月28日(月)に横浜出港、5月6日(火)に横浜帰着の8泊9日です。

詳細スケジュールは下記のとおりです。

スクロールできます
日次日付寄港地入港出港
14/28横浜17:00
24/29終日航海日
34/30釜山(韓国)13:0017:00
45/1広島12:0023:00
55/2鞆の浦11:00停泊
65/3鞆の浦出港~終日航海日5:00
75/4下津8:0018:00
85/5鳥羽8:0017:00
95/6横浜7:00

航路は以下のとおりです。

バイキング・エデンの2025年GWクルーズ 航路
画像引用: https://www.cruiseplanet.co.jp/tour?id=17397


上で紹介した3つのクルーズとは一線を画した航路ですね。輛の裏、下津、鳥羽など普通は外国クルーズ船が寄港しないような場所を訪れるという点で、とてもオリジナリティがあると思います。バイキング・エデンは比較的小型のクルーズ船だからこそ、このような小回りの利く運航ができるのでしょうか。

なお、鞆の浦と鳥羽ではテンダーボートによる上陸を予定しているとのことです。

バイキング・エデンの概要

バイキング・エデンのエクスプローラーズラウンジ
画像引用: https://www.vikingcruises.com/oceans/why-viking/viking-difference/serene-scandinavian-spaces.html

バイキング・エデンは、スイスに本社があるバイキング・クルーズ社が運航する小型ラグジュアリー船です。同社グループはヨーロッパのリバークルーズ業界でとても評価が高いです。

船の基本情報は以下のとおりです。

基本情報
  • 就航年:2017年
  • 総トン数:48,000トン
  • 全長:227m
  • 全幅:29m
  • 乗客定員:930名
  • 乗組員数:不明(海外サイトでは465~550名という情報あり)
  • 乗員乗客比率:不明(上記乗組員数の場合2.00~1.69人)

なお、バイキング・エデンは元々バイキング・サン(Viking Sun)という名称でしたが、2021年にZhao Shang Yi Dun(招商伊敦)と改称され、主に中国・香港エリアで運航していました。それが2024年秋から日本発着クルーズにも参入し、日本ではバイキング・エデンと名乗るようです。Yi Dunをエデンと読むことにしたのでしょうか。

バイキング・エデンの魅力

バイキング・エデンは全室バルコニー付
画像引用: https://www.vikingcruises.com/oceans/why-viking/viking-difference/serene-scandinavian-spaces.html

バイキング・エデンの主な魅力は次のとおりです。

  • オールインクルーシブ(スペシャリティレストラン利用料、ビール、ワイン、ソフトドリンク、24時間ルームサービス、船内Wifi、スパ・サウナ、セルフランドリー、港湾税などが全て料金に含まれている)
  • 全室バルコニー付
  • 小規模クルーズ船ならではのクオリティの高いサービス
  • フォーマルナイトなし
  • 18歳以上のみが乗船可で洗練された大人の空間

個人的にすごいと思うのが、クルーズで想定されるほぼ全てのコストが、利用料金に既に含まれている点です。一般的なクルーズ旅行では、「移動代と食事は全て込み」とは言っても、何だかんだで色んな追加費用がかかってくるものです。

例えば飲み物代であったり、Wifi利用料、スパ利用料、港湾税など、最終的にたくさんの「隠れコスト」が乗っかってくるのが普通ですが、バイキング・エデンではそれらの費用は全部コミコミの明朗会計です。もちろんチップもありません。このシンプルさは日本人的には好印象ではないでしょうか。

また、フォーマルナイトの設定が無いというのも、肩肘張らずにラグジュアリーなクルーズを楽しめるという点で魅力的に感じる人もいるでしょう。ただし18歳未満は乗船出来ないので、子連れの方は別の選択肢を検討した方が良いです。

\ オールインクルーシブ・全室バルコニー付 /


2025年のゴールデンウィークは都合が付かないという方は、2024年秋~初冬の日本発着クルーズもおすすめです。神戸発着で瀬戸内海、四国、九州を周るようです。クリスマスクルーズもあります。

\ クリスマスクルーズもある /


なお、スモール・ラグジュアリーでフォーマル不要、かつ18歳以上の大人が対象という点で、バイキング・エデンとオーシャニア・クルーズは似ていると思いました。参考として、私たちが新婚旅行でオーシャニア・クルーズのリビエラに乗船した時のレビュー記事を共有します。


ノルウェージャン・スピリットのGWクルーズ

ノルウェージャン・スピリット
画像引用: https://www.ncl.com/jp/ja/%E5%AE%A2%E8%88%B9%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85-h1sah/

最後に紹介するのは、ノルウェージャン・クルーズラインが運航するノルウェージャン・スピリットのGWクルーズです。肩肘張らないカジュアルさとスマートな雰囲気の船内・設備が人気です。

スケジュールと航路

ノルウェージャン・スピリットの2025年GWクルーズは4月26日(土)に横浜出港、5月4日(日)に東京港で下船の8泊9日です。

詳細スケジュールは下記のとおりです。

スクロールできます
日次日付寄港地入港出港
14/26横浜19:00
24/27終日航海日
34/28終日航海日
44/29基隆(台湾)8:0018:00
54/30石垣島7:0021:00
65/1宮古島7:0016:30
75/2奄美大島11:0017:30
85/3終日航海日
95/4東京港8:00

航路は以下のとおりです。

ノルウェージャン・スピリットの2025年GWクルーズの航路
画像引用: https://www.cruiseplanet.co.jp/tour?id=17674


上で紹介したMSCベリッシマ、ダイヤモンドプリンセスとクイーン・エリザベスのクルーズと似た航路ですが、石垣島、宮古島、奄美大島といった離島に多く寄港するのが特徴的ですね。

特に奄美大島はあまり外国船が寄港することがないと思うので、鹿児島や那覇といった定番寄港地に飽きた方にとってはおすすめです。

ノルウェージャン・スピリットの概要

ノルウェージャン・スピリットの海側バルコニー客室
画像引用: https://www.ncl.com/jp/ja/%E5%AF%84%E6%B8%AF%E5%9C%B0/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E6%97%A5%E6%9C%AC-hxlee/#!#gallery

ノルウェージャン・スピリットは、アメリカのノルウェージャン・クルーズラインが運航する中型客船です。同社のクルーズ船は一般的に「カジュアルクラス」に位置づけられることが多いですが、下記で紹介する乗客乗員比率やサービス内容を考えると、個人的には「プレミアムクラス」に近いような気がします。

日本発着コースはほとんど無いのであまり知名度は高くないかもしれませんが、同じノルウェージャン・クルーズラインが運航するプライド・オブ・アメリカのハワイクルーズは日本人にも人気です。

船の基本情報は以下のとおりです。

基本情報
  • 就航年:1998年(2022年改装)
  • 総トン数:75,904トン
  • 全長:268m
  • 全幅:37m
  • 乗客定員:1,972名
  • 乗組員数:904名
  • 乗員乗客比率:2.18人

乗員乗客比率は2.18人なので、純粋なカジュアル船であるMSCベリッシマの3.55人と比べると圧倒的に余裕があり、実質的にプレミアムクラス相当のサービスが期待できそうです。

ノルウェージャン・スピリットの魅力

ノルウェージャン・スピリットのプール
画像引用: https://www.ncl.com/jp/ja/%E5%AF%84%E6%B8%AF%E5%9C%B0/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E6%97%A5%E6%9C%AC-hxlee/#!#gallery

ノルウェージャン・スピリットの主な魅力は次のとおりです。

  • ディナーの事前予約不要
  • お得な「フリーアットシー」特典(オープンバーで飲み物無料、スペシャリティレストラン無料、寄港地エクスカーション無料、船内Wifi無料など)
  • フォーマル不要
  • 2022年に改装されたばかりのスタイリッシュな部屋
  • アメリカ客船らしい充実した船内アクティビティ

ディナーの事前予約が不要で、好きな時間に食事を楽しめる(スペシャリティレストランは予約必要)というのは、通常のカジュアル客船ではあり得ないほど魅力的なサービスです。実際、プレミアムクラスでも同様のサービスを実現できている船の方が少ないです。

ノルウェージャン・スピリットのスペシャリティレストラン
画像引用: https://www.ncl.com/jp/ja/%E5%AF%84%E6%B8%AF%E5%9C%B0/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E6%97%A5%E6%9C%AC-hxlee/#!#gallery

また、ノルウェージャン・スピリットのクルーズの多くでは「フリーアットシー」という特典が付いていて、オープンバーでアルコールを含む飲み物が無料になったり、スペシャリティレストランを無料で利用できたり、寄港地でのエクスカーション(観光ツアー)が無料になったりします(特典の条件はクルーズのコースや予約時期によって異なります)。

また、クルーズ料金自体も頻繁に値引きを行っており、場合によっては同室で3人目以降の乗船料が無料または大幅割引になったりする点も魅力です。

\ スペシャリティレストランが4回無料 /


早めに予約した方が良い理由4つ

この記事を執筆時点(2024年6月)で、2025年のゴールデンウィークはまだ1年近く先ですが、クルーズ業界では1年以上先のコースを予約することは珍しくありません。また、私の経験上も早めに予約を済ませた方が色々な面で利点があります。主な理由は以下の4つです。

クルーズ人気で予約がすぐ埋まる

クルーズが人気

ニュースなどで取り上げられることもありますが、コロナ後のここ1~2年は日本でもクルーズ旅行の人気がとても高まっており、GWや夏休みなどの休暇シーズンのクルーズはすぐに予約が埋まる傾向があります。実際、2024年夏休みシーズンのMSCベリッシマやダイヤモンドプリンセスのクルーズも、ほとんどが既に満室状態です。

また、昨今のインバウンド急増により、日本からクルーズに参加する外国人観光客も増えているため、なおさら予約は早めにした方が良いと言えます。

早期予約の方が希望が通りやすい

一般的に、部屋の位置の希望やディナー時間の希望(時間制の場合)は、同じ客室クラスであれば早く予約した人の方が、希望が通りやすい傾向にあります。

こだわりや制約がある方は、早期予約をして早めに自分たちの希望を出しておきましょう(ただし100%希望が通るとは限りません)。

キャンセル料は数カ月前までかからない場合が多い

一般的に、クルーズ旅行のキャンセル料は出発の120日~90日前頃までかからないか、かかっても少額の手数料で済む場合が多いです。

なので、2025年のGWクルーズに気になるコースがあり、どれかに乗船する可能性がそれなりにあるのであれば、とりあえず予約を入れておくというのが得策だと思います。実際、私たちも2023年の夏にダイヤモンドプリンセスに乗船した際、一年以上先の次回クルーズを船上予約しました。

なお、キャンセル条件は船会社や旅行代理店により異なります。ご自分が申込むクルーズの条件をよくご確認ください

長い時間クルーズを楽しみにできる

クルーズ旅行を待ちわびる

クルーズ経験者の方は同意して頂けると思いますがが、クルーズ旅行って予約をした時から楽しみで仕方がないですよね。公式HPを隅から隅まで見たり、色んな人の乗船記を読んだりして、乗船日までワクワクがずっと続きます。クルーズを楽しみにして、日々の仕事も乗り切ることができます。

つまり早めに予約をすればするほど、ワクワクの時間を長く楽しむことができます。いま予約をすれば、次のGWまでずっとポジティブな気持ちで頑張れます。

まとめ

この記事では、2025年のゴールデンウィークに予定されている5つの外国船の日本発着クルーズについて、スケジュールや航路、それぞれの魅力などについてご紹介しました。現時点でMSCベリッシマ、ダイヤモンドプリンセス、クイーン・エリザベス、バイキング・エデン、ノルウェージャン・スピリットのGWクルーズが予定されており、どれも魅力的です。

それぞれのクルーズ概要を以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

スクロールできます
MSCベリッシマダイヤモンドプリンセスクイーン・エリザベスバイキング・エデンノルウェージャン・スピリット
期間4/30~5/84/26~5/64/26~5/54/28~5/64/26~5/4
発着港東京横浜横浜横浜横浜(下船は東京)
寄港地基隆、宮古島、那覇、鹿児島基隆、花蓮、石垣島、那覇、鹿児島花蓮、基隆、那覇釜山、広島、鞆の浦、下津、鳥羽基隆、石垣島、宮古島、奄美大島
詳細はこちら


それでは良い旅を。

なお、当ブログには他にもクルーズ関係の記事がありますので、併せてご覧ください。


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2025年ゴールデンウィーク日本発着外国船クルーズ アイキャッチ

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