2023年夏に乗船したダイヤモンドプリンセスの子連れ乗船記の最終回として、クルーズ7日目に寄港した青森でのねぶた祭や青函トンネル地下坑道の見学と、関連するお役立ち情報などをお届けします。
クルーズ6日目までの乗船記は、以下の記事をご覧ください。
Day 7 青森ねぶたと青函トンネル坑道見学
スケジュール
この日はクルーズ7日目で、青森港に午前8時入港、午後11時出港です。出港時間がやたら遅いのは、もちろんねぶた祭を見学できるようにするための配慮です。
私たちも一日中観光する計画で、レンタカーを借りて青函トンネルや竜飛岬を見学した後、青森市まで戻ってねぶた祭を見学する予定です。
クルーズターミナルを要確認
青森には二つのクルーズターミナルがあり、ほとんどの船は市中心部に近い「新中央ターミナル」に停泊しますが、私たちの時は少し離れた「沖舘ターミナル」に寄港しました。乗船前に貰っていたアンサーブックには新中央に寄港する旨が書いてありましたが、直前で沖舘に変更になったようです。

ねぶた祭の開催場所を含め、青森市中心部へのアクセスは新中央ターミナルの方が徒歩約20分と便利なので(沖舘ターミナルからは徒歩30分以上かかる)、ご自分のクルーズがどちらのターミナルに寄港するかを事前に下記サイトで確認した方が良いと思います。
青函トンネル地下140mの海底坑道
青函トンネル入口広場
朝食後、事前に予約していたレンタカーをピックアップするために一人で歩いて市中心部の「ニッポンレンタカー青森駅前営業所」へ。ちなみに沖舘ターミナルの近くにはレンタカーの営業所がないので要注意です。ねぶたの時期はレンタカーがすぐに埋まりますので、早めの予約がおすすめです。
楽天トラベル レンタカー
車を借りた後は沖舘ターミナルに戻って妻と息子をピックアップし、津軽半島を北上していきます。1時間強のドライブを経て、最初の目的地である青函トンネル入口広場に到着です。
ここはその名のとおり青函トンネルの本州側入口で、トンネルが見下ろせる展望台が用意されています。また、展望台には新幹線の通過時間も書いてあります。私たちが訪れた時も北海道側から新幹線が出てきましたが、もの凄い音と風圧でした。

青函トンネル記念館 もぐら号で坑道へ
さらに30分ほど海岸沿いの道を北上し、本州最北端である竜飛岬の近くにある「青函トンネル記念館」に到着です。お昼時だったので、まずは記念館内の食堂でランチを頂きました。私は海鮮丼を注文。肉厚のエビがおいしかったです。

昼食後は、青函トンネルの工事で使われていた海底坑道の体験ツアーに参加。「もぐら号」というケーブルカーで地下140mまで斜めに降りていきます。もぐら号は小型のケーブルカーで定員10名程度だったと思います。

もぐら号は7分ほどで地下坑道に到着。地上よりもだいぶ気温が低く、ひんやりとしています。記念館のスタッフにトンネルの構造や当時の様子、坑道は今でも青函トンネルのメンテナンスで使われていることなどを案内してもらいながら、薄明りの通路を進んでいきます。壁からは少しずつ水が滴っており、全体的に湿った環境でした。

途中でいくつか分岐があり、結構複雑な構造になっているようでした。作業員の方が移動に使うための自転車が複数台置かれていたのが印象に残っています。
15分ほど坑道を見学させてもらい、再びもぐら号で地上に戻りました。

この後は記念館の展示も見学しましたが、26年にわたる大工事であったことや工法がいかに革新的だったか、そして大勢の方の犠牲によってようやくトンネルが完成したことなどが丁寧に説明されていました。子供と一緒だったのでゆっくり見る時間はありませんでしたが、大人だけで再訪する機会があったらじっくり見てみたいです。
巨大すじこ巻きに舌鼓
午後3半時ごろに記念館を出発し、青森市内へ車を走らせます。道路は広く空いていて、1時間半のドライブで沖舘クルーズターミナルに到着。妻と息子だけ一度船に戻り、ねぶた祭用に息子を甚平に着替えさせてからレンタカー屋に戻り、車を返却しました。ねぶた祭の時期は午後6時過ぎから市内の交通規制が始まるので、レンタカーはその前に返却した方が良いです。
中心部を歩いていると、ハネトの衣装の着付けをしている人がいたり、飲食店がテイクアウト用の食べ物を店の前に並べたり、祭りが始まる前の高揚感が漂っていました。ちなみにこの日はねぶた祭の開催初日です。
ねぶたの前に腹ごしらえをするために、私たちは下記の「三九鮨」に向かいました。
私はこのお店に15年以上前に何度か訪れたことがあり、今回は久しぶりの再訪です。小さなお寿司屋さんで年季の入った店内ですが、酢飯が見えないほど具が詰まっている巻き物が有名で、私は特にすじこ巻きがお気に入りです。

こちらは地魚の刺身盛り合わせ。新鮮で身が締まっています。

刺身やお寿司以外にも、酢の物やもずく、ゴボウのから揚げなどの一品も充実していて、どれも美味しいのでおすすめです。ただし、席が少なく人気なので予約は必須だと思います(私たちは前日に運良く予約できました)。
ねぶた祭鑑賞
ねぶたの熱気に圧倒される
午後6時半頃に店を出ると道路は車両通行止めになっており、道の両側の歩道にはねぶたの観客がぞくぞく集まってきていました。

私たちは有料の観覧席を事前に購入していたので、指定された座席番号の所に向かいました。座席はこんな感じです。

ただのパイプ椅子ですが、やはり観覧場所がちゃんと用意されていて、お手洗いなどで席を外しても大丈夫という安心感は大きいです。
ねぶた祭はコース沿いの歩道で立ち見をするのは自由ですが、場所取りをする必要がありますし、どの場所が観覧に適しているかは地元の人以外は分からないと思います。
たまたま良い場所が空いていればラッキーですが、その可能性は低いですし、場所取りも大変なので、クルーズでねぶた祭を観覧する際は有料席を事前に予約した方が良いと思いました。私たちが利用した時は、一席3,500円でした。
2024年の予約情報については、下記のねぶた祭公式HPをご確認ください。
だんだん暗くなり始めた午後7時頃から、太鼓の音と共に次々とねぶたが出てきました。この日は2023年のねぶた祭初日で、子供ねぶたと呼ばれる小型のねぶたが10台、大型のねぶたが15台登場です。

それにしても間近で見るねぶたは凄い迫力です。大きさもさることながら、暗闇の中でもすごく鮮やかに発光していて、私が最後にねぶた祭を見た約20年前よりも5割増しぐらいの鮮やかさに見えました。おそらく今はLEDで発光させているのだと思いますが、本当に綺麗です。もちろん、それぞれ異なるモチーフのデザインも素晴らしいです。

また、ねぶたと言えばハネトと呼ばれる踊り手も見どころの一つです。「ラッセーラー、ラッセーラー」の掛け声と共にみんな本当に楽しそうに踊っていました。

次から次にド迫力のねぶたがやってきます。

中にはこのようなものもありました。

息子も初めてのねぶた祭に感激したようで、「ねぶたかっこいい」を連呼していました。
終了後の移動手段は?
午後9時過ぎに全てのねぶたが運行を終え、今日の祭りは終了です。名残惜しいですが、船に帰らなければなりません。
クルーズターミナルが新中央ターミナルであれば、ねぶたの会場から徒歩15~20分程度で帰れますが、今回ダイヤモンドプリンセスが停泊している沖舘ターミナルには歩くと30分以上かかります。観覧場所が青森市役所方面であれば、下手すれば40分以上かかる距離で、子連れだと大変です。
また、祭りの終了後は大混雑なのでタクシーもつかまりません。私たちは仕方なく青森駅まで歩いていき、そこから路線バスに乗って沖舘ターミナルの近くまで行きました。
地図アプリで調べれば出てきますが、W53またはW54のバスに青森駅から乗り、「沖舘消防分署前」で降りてから徒歩数分で船に帰れます。沖舘ターミナルに寄港するクルーズでねぶたを鑑賞する際は、参考にしてみてください。
また、バスも混雑することが予想されるので、ねぶたが終わったら寄り道せずにすぐに帰った方が良いと思います。
クルーズターミナルに着くと、闇の中にダイヤモンドプリンセスが浮かび上がっていました。

かっこいいですね。こういう写真が撮れるシチュエーションはあまり無いと思います。
Day 8 終日航海日 厨房見学と船上予約
船内厨房見学ツアー
クルーズ8日目は終日航海日です。この日の午前中は楽しみにしていた「船内厨房見学ツアー」に参加することができました。2,500人以上の乗客がいるクルーズ船で、毎日大量の豪華な食事をどのように作っているのか、興味がありますよね。
MSCベリッシマに乗船した時も同じようなツアーがありましたが、確か参加対象が小学生以上という年齢制限があったため、我が家は参加できませんでした。一方でダイヤモンドプリンセスは特に制限がないようです(少なくとも4歳児は大丈夫でした)。
ツアーは6階のシアターに集合で、そこで総料理長からの挨拶や、仕事のやりがいや大変さなどについてのお話がありました。その後スタッフ専用通路を通って5階に移動し、厨房施設をスタッフに続いて見学。中は普通のレストランの厨房のようですが、とても清潔かつ整然としていて、写真だけを見たらここが船の中とは誰も思わないでしょう。

なお、ダイヤモンドプリンセスには5つのメインレストラン(無料)がありますが、見学させてもらった厨房では5階に二つあるレストランを担当していて、同じ規模の厨房が6階のレストラン用に二つあるような話をしていました。
大型客船の厨房見学というレアな体験が出来て満足ですし、改めておいしい料理を作ってくれる調理スタッフの皆さんに感謝です。
次のクルーズは船上予約がお得
今回のクルーズを通して我が家はダイヤモンドプリンセスが気に入ったので、翌年(2024年)のクルーズを船の中のフューチャー・クルーズ・デスクで予約してしまいました。船上予約には主に以下のメリットがあります。
- 通常の早期割引よりも有利な割引条件(例:一人30,000円割引のところ、2倍の60,000円割引など)
- お得な特典(例:一人USD 100のオンボードクレジット付与など)
- 好きな部屋番号を指定
割引条件などはその時々によって変わるので一概には言えませんが、ほとんどの場合で通常の予約よりは有利な条件が付与されています。また、事前に部屋番号を指定できるのも大きなポイントだと思います。どの部屋が眺めが良いかなどは、デスクの担当者が相談に乗ってくれます。

船上予約の際は、一人1万円をデポジットとしてクレジットカードで支払うだけです。その後は指定した旅行代理店から連絡が来るので、通常の予約と同じタイミング・条件で残金の支払いをします。もちろんキャンセルも可能で、その場合は支払ったデポジットが1年後に戻ってくるという仕組みです。
将来のクルーズで乗船したいプランがすでに決まっているのであれば、個人的には船上予約はメリットが多いと思いました。当初の支払いは少額のデポジットだけですし、予定が変更されてキャンセルする場合はデポジットも帰ってきます。
最後の午後
その後はいつもどおり息子をプールで遊ばせたり、プールサイドで昼寝をしたりして過ごしました。
最後のディナーを楽しんだ後は、シアターでショーを鑑賞しました。撮影禁止なので写真はないですが、歌も劇の演出も満足いくものでした。特にメインで歌っていた男性歌手の声量と、オーストラリアから来たという女性歌手の伸びのある歌声は素晴らしかったです。
MSCベリッシマとの比較でいうと、あちらの方が設備が新しいこともあってCGなど映像を駆使した演出になっていたのに対し、ダイヤモンドプリンセスではあくまで生の歌と演技の実力勝負という感じでした。
その後は部屋に戻り、翌朝の下船に向けて荷造りです。クルーズは毎回夢のような楽しい時間を過ごせますが、下船前夜に荷造りをしていると一気に現実に引き戻される感じがしてしまいます。
Day 9 横浜で下船
クルーズ最終日の朝は忙しいです。午前8時までに部屋を引き払わなければいけないので、少し早めに起きて準備をします。大きいスーツケースは前夜に部屋の外に出して回収済みなので、小型スーツケースと手荷物をまとめてレストランに向かい、ゆっくり朝食を頂きました。
その後は指定された場所(私たちはエクスプローラーズ・ラウンジ)で待機し、15分ほどで下船開始のアナウンスがありました。下船手続はスムーズで、税関も混雑はなく、午前10時頃には大さん橋ターミナルの駐車場に到着しました。
楽しかったクルーズもここで終了です。次のクルーズを家族全員で楽しみにしながら、日々の生活を過ごすことにします。
まとめ
4回にわたり、2023年の夏に家族3人で乗船したダイヤモンドプリンセスのクルーズについて、おすすめ情報や私たちの体験談をお伝えしてきました。ダイヤモンドプリンセスへの乗船を検討している方や、他の客船で夏の青森や秋田を訪れる予定の参考になれば幸いです。
今回の乗船記を改めてまとめましたので、ぜひ最初からご覧いただければと思います。
ダイヤモンドプリンセスは早期予約割引がとても充実しています。2025年のクルーズに関しては、下記の期間限定で一人当たり最大60,000円もお得に予約できます。
早期予約割引2倍 >> 2024年12月1日までの予約に適用

早期予約割引 >> 2025年2月27日までの予約に適用

また、ジュニア・スイート以上の部屋であれば、2025年2月27日までに予約することで3~4人目の料金が格安になるキャンペーンも行っています。子連れで乗船する場合に特におすすめです。実際、私たちもジュニア・スイートの部屋で予約・乗船しました。

さらに、2回目以降の乗船ではリピーター割引として一人当たり最大10,000円が割引されます(2024年12月1日までに予約した場合に適用)。
上記の割引は全てプリンセス・クルーズ(船会社)が提供するものなので、どこの旅行代理店で申込んでも適用されます。
\ 早期割引は今だけ /
当ブログには、筆者が過去に経験した4つのクルーズの乗船記をはじめ、船内のドレスコードやドリンクパッケージの是非などのお役立ち情報、子連れクルーズに役立つ持ち物、今後の日本発着コースのまとめ記事など、たくさんのコンテンツがあります。
クルーズ関係のすべての記事はこちらにリンクがありますので、気になる記事を探してみてください。
