子連れクルーズで持っていって良かったもの9つと不要だったもの2つ

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子連れのクルーズ旅行を準備するにあたって、何を持っていくべきか頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、過去1年半で3回幼児連れでクルーズに乗船した私たち家族が、本当に持っていって良かったアイテム9つを紹介します。一般的な持ち物リストには載ってないものを厳選しています。

また、持っていったものの「やっぱり必要なかった」というアイテム2つについても紹介します。

私たちが今まで子連れで乗船したクルーズは次のとおりです。

  • 2023年ゴールデンウィーク MSCベリッシマ 横浜発着8泊9日クルーズ
  • 2023年夏 ダイヤモンドプリンセス 横浜発着8泊9日クルーズ
  • 2024年夏 MSCグランディオーサ 地中海周遊7泊8日クルーズ


子連れにとってのクルーズ旅行の魅力については、こちらの記事で紹介しています。

目次

よくあるクルーズの持ち物リスト

子連れ観点でのおすすめ持ち物を紹介する前に、一般的によく言われているクルーズの持ち物リストも参考までに共有しておきます。船の設備や航路、季節、期間によって多少異なりますが、おおむね次のようなアイテムです。

2023年GW ベリッシマ横浜発着クルーズの持ち物リスト
2023年GW MSCベリッシマ横浜発着クルーズの乗船者向けガイドより

子連れクルーズのおすすめ持ち物9選

ここからは、私たちが乗船当時4歳~5歳の息子と一緒に3回乗船して「持ってきてよかった」と思ったアイテムを紹介していきます。以下の9つです。

子ども用まくら

子ども用まくら

クルーズ船の客室ベッドには、欧米式のホテルと同じように大きいサイズの大人用まくらしか用意されていない場合が多いです。

クルーズの旅は一週間以上の長丁場であることが多いので、普段から使い慣れている子ども用まくらを持って行った方が、子どもが毎晩安眠しやすくなります。また、それによって親の疲労も軽減されます。

強力なマグネットフック

クルーズで役立つマグネットフック

子連れは荷物が多くなりがちですが、一方でクルーズの客室は狭く(上級スイートルーム以外)、収納スペースも限られています。

そこで活躍するのがマグネットフックです。客室キャビンの壁や天井は鉄でできているため、磁石がくっつきます。それを利用して、ドアの裏、部屋の壁、バスルームの壁、天井などあちこちにマグネットフックを付けて、色々なものを吊り下げましょう。

私たちは10個ほど強力マグネットフックを用意して、主に以下のような用途に使っていました

  • 洋服ハンガー掛け(クローゼットに入りきらない分と洗濯物干しとして)
  • バッグ・帽子掛け
  • クルーズカードのストラップ掛け
  • 洗面用具ケース掛け(バスルーム)
  • プールバッグ掛け(意外と置く場所が無い)


ちなみに100均などの安いマグネットフックだと物を掛けた時にずり落ちてくることがあるので、耐荷重3kg以上の強力なものを用意するのがおすすめです。

洗濯グッズ

以下で紹介するアイテムは、船内にコインランドリーがあるか無いかで必要性が変わってきます。ちなみに、ダイヤモンドプリンセスにはコインランドリーとセルフ式乾燥機があり、MSCベリッシマにはありません

洗濯バッグと洗剤

クルーズ船内にコインランドリーが無い場合は、自室のバスルームで洗濯するための専用バッグがあると便利です。洗面台で充分洗濯できると思うかもしれませんが、シンクはかなり小さいことが多いです(特にベリッシマ)。

私たちはこちらの洗濯バッグを愛用しています。出張に持っていくこともあります。

旅行用洗濯バッグ

洗剤もトラベル用のものがあると便利です。

洗濯ハンガーと洗濯ばさみ

旅行用洗濯ハンガー

洗濯ハンガー(またはロープ)と洗濯ばさみは、コインランドリーの有無に関わらず、あると便利です。コインランドリーがあったとしても、乾燥機にかけたくない洋服は部屋で干す必要があるからです。


バルコニー付きの部屋の場合は、バルコニーの椅子に洗濯物を掛けることもできますが、風で飛ばされないように物干し用の洗濯ばさみで留めると安心です。

プール用メッシュバッグ

クルーズ船には複数のプールがあり、親子で毎日プールを満喫するご家庭も多いと思います。ただし、子連れ客が部屋とプールを往復する際は意外と荷物が多く、それらを人数分運ぶのに意外と苦労します。具体的には、以下のような荷物があります。

  • プールタオル(ベリッシマは自室から持参する必要あり。ダイヤモンドプリンセスはプールに備え付けなので不要)
  • 日焼け止めクリーム
  • プール用具一式(浮き輪、ライフジャケット、水中めがねなど)
  • ペットボトルの水
  • 子ども用おやつ
  • スマホやタブレット
  • 本(大人が読む場合)


そこであると便利なのが、濡れても平気な大型のメッシュバッグです。わが家では、モンベルのメッシュトートバッグを愛用しています。

モンベルのメッシュバッグ

サイズはS, M, Lがありますが、4人家族までであればMサイズで充分すぎる大きさです。3人家族のわが家もMサイズですが、上のリストで紹介した持ち物を人数分入れてもかなり余裕があります。

このバッグが秀逸なのは、下の方に取っ手があるので(下の写真の赤い丸で囲んだ部分)、タンスの上など高い所に収納しておいても簡単に降ろせることです。

モンベルのメッシュバッグ

また、クルーズ以外でも普通のプールや海水浴、川遊び、スーパー銭湯などでも使えるので、一個持っておくと役に立つ場面が多いです。

子ども用プールグッズ

お子さん用のプールグッズも忘れずに持っていきましょう。必要なものはご家庭によって異なるでしょうが、我が家では以下のアイテムを持っていきます。

浮き輪・腕輪

子どものプール用浮き腕輪

クルーズ船のプールは海外規格で作られているため、やたらと深い場合が多いです。例えば、ダイヤモンドプリンセスのプールは大人でも深すぎると感じるほどです。

なので、小さい子どもには浮き輪か腕輪がマストです。


電動空気入れがあると準備が捗ります。わが家はこちらを使っています。

ライフジャケット

浮き輪よりも省スペースかつ安全性が高いのが、ライフジャケットです。わが家も子連れクルーズの際に必ず持っていきます。

子ども用ライフジャケット

水中メガネ

ベリッシマをはじめMSCのクルーズ船のプールは海水を使用しているため(浄化していると思いますが)、水中メガネがあった方が安心です。


ベリッシマのプールの様子については、こちらの記事で取り上げています。

ラッシュガード

ダイヤモンドプリンセス トライデントグリルのハンバーガー
ラッシュガードは休憩中も重宝します

屋外プールで遊ぶ際は、夏は日差しが強烈なのでラッシュガードがあった方が良いです。逆に春や秋は肌寒かったりするので、体が冷えすぎないようにラッシュガードが役に立ちます。

防水スマホケース

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記② アクアパークのウォーターガン

家族でクルーズのプールを楽しむかけがいのない時間を写真に収めるには、防水スマホケースが大活躍します。上の写真もケース越しに撮ったものです。

写真撮影以外にも、席を離れる時や水に入る時にスマホとクルーズカードを安全に持ち運ぶには、このようなケースがあると大変便利です。

防水スマホケース

船の中のショップでも買えたりしますが、割高なので乗船前に用意しておいた方が良いと思います。

子ども用サンダル

サンダル

親のサンダルは持っていく人が多いと思いますが、子どものサンダルは意外と忘れがちではないでしょうか。

クルーズの屋外プールは、夏は日差しが強烈で素足でプールサイドを歩くと火傷しそうなほどなので、サンダルは必須です。また、部屋からちょっと外に出る時にもサンダルがあると何かと便利です。

子ども用フォーマル服

MSCベリッシマのディナー時の服装

クルーズでは、一般的に航海中1~2回はフォーマルナイトが設定されています。大人はフォーマル服を用意する人が多いと思いますが、子どもの服については「何となくそのまま」という方もいると思います。

もちろん、0~2歳ぐらいの本当に小さい子であれば普段着が良いと思いますが、3~4歳以上であれば、可能であればキッズ用フォーマル服を用意するのがおすすめです

フォーマル服を着せてあげることで、子どもながらに「世の中には場所・場面にふさわしい服装がある」ということを理解するきっかけになります。

また、子どもは親の真似をしたがるので、両親がドレスアップしている姿を見て、自分もおしゃれな服を着ると喜びますし、記念写真を撮ったりして家族の大切な思い出になります。

子どものフォーマル服も含めたクルーズのドレスコードについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

おしりふき(純水ウェットティッシュ)

おしりふき

おしりふき(純水ウェットティッシュ)は子育て世代の必須アイテムなので、言われなくても常に持ち歩いている方が多いと思いますが、クルーズは一般的に期間が長く、使う機会が多いのでたくさん持っていくことをおすすめします。

例えばブッフェのテーブルは先客が去るとスタッフが拭いてくれますが、拭きが甘いことが多く、拭くためのクロスも汚れているので、そのままテーブルを使うのは抵抗があったりします。わが家はブッフェのテーブルを使う際も、必ず自分たちのおしりふき(純水ウェットティッシュ)で拭いてから使用してました。

また、メインレストランでもおしぼりやウェットティッシュは出てこないので、特に子どもの手や口を拭くのに純水ウェットティッシュがあると便利です。

子連れクルーズで不要だったもの2つ

ここからは、私たちが子連れクルーズに持っていったものの、結局使わなかったアイテム2つを紹介します。何が必要・不要かはそれぞれのご家庭のスタイルやお子さんの状況にもよるので、あくまで参考程度でお願いします。

おもちゃ

子どものおもちゃ

クルーズは一週間以上の長期間であることが多いので、息子が飽きた時のために、お気に入りのおもちゃを持っていきました。

ただ、クルーズ期間中は寄港地の観光に出かけたり船内プールで遊び倒したりしていたので、持参したおもちゃを使う機会はありませんでした。そもそもキッズクラブに行けばたくさんのおもちゃがありますしね。

水筒

子どもの水筒

水筒は不要だと思いつつ念のため持っていきましたが、やはり不要でした。

私たちが子連れで乗船した3回のクルーズはいずれもドリンクパッケージ付きのプランで、ペットボトルの水が実質飲み放題だったので、船内・船外ともに水筒の出番はありませんでした。

一方で、ドリンクパッケージ無しで乗船される方の中には、ブッフェのウォーターサーバー・ドリンクサーバーから水筒に補給している人もいたので、ご自身の乗船プランや必要性に応じて判断してください。

まとめ

この記事では、幼児を連れて1年半で3回クルーズに乗船した私たち家族が「持っていって良かった」と思う9つのアイテムと、不要だった物2つを紹介しました。

紹介した内容はあくまでわが家の場合の体験談なので、何が必要・不要かは、それぞれのご家庭の事情に応じて柔軟に判断して頂ければと思います。

子連れクルーズの魅力全般については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


当ブログには、筆者が過去に経験した4つのクルーズの乗船記をはじめ、船内のドレスコードなどお役立ち情報やクルーズの魅力を伝える記事、今後の日本発着コースのまとめ記事など、たくさんのコンテンツがあります。

クルーズ関係の記事はトップページにまとめています。

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