2023年のゴールデンウィークに子連れの家族3人で乗船した、MSCベリッシマのクルーズ乗船記第2回目です。
今回は乗船4日目に寄港した那覇と、5日目の石垣島までのクルーズの様子とおすすめ情報をご紹介します。
前回の記事は以下をご覧ください。
Day 4 那覇 洗濯と買い出しが中心
この日の予定
クルーズ4日目は、那覇に寄港です。
ベリッシマでは多くの沖縄観光オプショナルツアー(美ら海水族館、首里城、おきなわワールドなど)が組まれていましたが、私たちは沖縄の主な観光地は訪問済みだし、3カ月前にも家族で沖縄に旅行したばかりだったので、今回は観光はパスする方針です。
その代わり、溜まってきた洗濯物を処理するためにコインランドリーに行くことと、ちょっとした買い出しのために那覇市内に出ることにしました。
クルーズ旅行は大体1週間以上の日程なので、洗濯物をどうするかは意外と重要です。残念ながらベリッシマにはコインランドリー施設はなく、ホテルのような有料ランドリーサービスに頼むしかありません。ただし割高ですし、服が傷むのも嫌なので、今回は自分たちで寄港地のコインランドリーに行くことにしました。生活感丸出しですw。
なお、ダイヤモンドプリンセスにはちゃんとコインランドリーがあります。
那覇市内へ おすすめコインランドリー
船は午後12時ごろに入港。我が家はレストランでランチをとった後、午後1時半ごろ船の外に出ました。
シャトルバスに乗り込み、10分ほどで「県庁前」に到着です。クルーズ客船で那覇を訪れる場合、多くの船のシャトルバスが県庁前周辺に連れて行ってくれると思います。ここは国際通りのすぐ目の前ですし、デパートなどの商業施設も揃っていて便利です。また、ゆいレールの駅もすぐ近くです。
下記の地図では表示が無いですが、県庁前や国際通りは「若狭公園」を下に進んだ先です。
バスを降りて、今回の目的の一つであるコインランドリーに向かいます。我々が利用したのは以下のお店です。
県庁前からは徒歩で10分程度です。店内は広くキレイで、洗濯機、乾燥機それぞれ15台ぐらいはあったかと思います。クルーズで那覇を訪れた際にはおすすめのコインランドリーです。
洗濯を待っている間は、リウボウデパートの地下でブルーシールのサンドアイスを食べたりして過ごしました。
再びコインランドリーに戻り服を乾燥機にかけたら、今度はタクシーで巨大ショッピングセンター「那覇メインプレイス」へ。ここでは息子のために子供用水泳ゴーグルと、石垣島に備えて自分用のラッシュガードを購入しました。
その後はタクシーで洗濯物をピックアップし、そのまま船に戻りました。なお、県庁前や国際通りからベリッシマ停泊場所の「那覇クルーズターミナル」までは、歩いても20分ちょっとで行ける距離です。実際に歩いて船に戻っている方もちらほらいました。
名前が似ていて分かりにくいですが、「那覇新港フェリーターミナル」という別の港もあり、そちらは中心部からは離れているのでご注意ください。
Day 5 石垣島 エメラルドグリーンのビーチ
この日の予定
クルーズ5日目は、今回のクルーズで一番楽しみにしていた石垣島です。
船は朝10時過ぎに石垣港に到着。私は過去に一度だけ来たことがありますが、妻と息子は初めてで、前の晩からウキウキしていました。
那覇の時と同様に、離島散策をはじめ多くのオプショナルツアーが組まれていましたが、我が家は参加せずに自分たちでビーチへ向かいます。私たちが選んだのはこちらのマエサトビーチです。
私たちはマエサトビーチに大満足でしたが、クルーズで石垣島に帰港した際に気軽に利用できるビーチとしては、以下も有名です。ご検討ください。
マエサトビーチへ
船を降り、シャトルバスで「石垣島離島ターミナル」まで連れて行ってもらいます。
そこからは島内のどこへ行くにしても、基本的に車での移動が中心になると思います。ただし、狭い島に何千人ものクルーズ客が一挙に押し寄せるため、タクシーは長蛇の列でなかなか来ません。私たちはDiDiという配車アプリを利用して、運よく10分ほどでタクシーに来てもらうことが出来ました。石垣島を訪れる際はおすすめのアプリです。
タクシーで10分ほどで、マエサトビーチに到着です。ここはANAインターコンチネンタルホテルのすぐ横にありますが、ビーチ自体は公営とのことで、無料で利用できます。
ビーチの入口には公営の更衣室(温水シャワー付き)があり、こちらも無料で利用できます。ただし無料なのはここまでで、ビーチのパラソルとチェアは有料です。
パラソル一つとチェア2つを一日レンタルして、約5,000円だったと思います。タオルも有料なので、船から持って行った方がいいと思います。私たちの周りには、ベリッシマのタオルを持ち込んでいる人たちが数組いました。
また、マエサトビーチでは飲み物は入手可能(更衣室前に売店と自販機あり)ですが、食事になるような食べ物は売っていませんのでご注意ください。
ビーチを満喫
そろそろお昼時だったので、まずは腹ごしらえです。マエサトビーチには海の家のようなものはないので、一番近くで食事を調達できるのはANAインターコンチ内のパレット テラスラウンジです。ここでハムとチーズのパニーニと、パイナップルメロンパンをテイクアウトしました。合計約4,000円です。
値段は高めでしたが、味は良かったです。特にパイナップルメロンパンはここ以外では食べたことがない斬新な味と見た目で、果実感がしっかりしていて美味でした。息子も大満足です。
食後は、夕方まで思う存分ビーチを楽しみました。海は透明度が高いグリーン色できれいです。息子も買ってもらったばかりのゴーグルで早速海に潜り、「海のお水がみどり色だよ」と興奮してました。
海で泳いだりチェアで寝転んだりしながら、リゾート気分を満喫です。
こちらの写真の左側に見えるのは、水上遊具のようなもので、空気で膨らませた滑り台やトランポリンのような遊具が複数設置してありました。もちろん有料で、値段は覚えていないですが、あまり利用している人はいませんでした。
なお、沖縄のビーチ全般に言えることですが、日差しがとても強いです。「日焼けしたい」という目的でなければ、日焼け止めとラッシュガードはあった方が良いと思います。
私も今回は上半身ラッシュガードを着ていたのですが、微妙にカバーできていなかった首筋の辺りが真っ赤に日焼けしてしまい、この後数日間痛い思いをしました。何も対策をしないと、やけどレベルの日焼けをすることになります。
周りを見渡すと、ベリッシマの乗組員と思われる外国人が何組かいました。有料のパラソルやチェアを借りずに、砂浜に荷物を直置きでしたが、みんな楽しそうにはしゃいでいました。せっかくきれいなビーチリゾートに寄港したので、彼らも息抜きしたいでしょうね。
ベリッシマに帰船
ビーチには午後5時頃まで滞在しました。
その後タクシーを呼んでもらうため、インターコンチホテルのフロントへ。道すがら、ホテルの敷地内を散策させてもらいましたが、とにかくこのホテルは抜群に雰囲気が良いです。昔泊まったバリのコンラッドに似ていて、リゾートらしいリラックスした雰囲気の中にも、建物とインテリアには重厚さと格式が感じられます。
スタッフもフレンドリーでありながら、一流ホテル特有の落ち着いた所作があります。
また、館内にはアジアの高級リゾートらしい爽やかなアロマの香りが漂っています。今回は宿泊はしていませんが、こちらのホテルのファンになってしまいました。いつか泊まってみたいです。
ベリッシマには午後6時頃に到着。この日の夜は、レストランがいつになく空いてました。出航時間は午後9時だし、石垣島ということで、思う存分観光を楽しんでいる人が多かったのだと思います。
全般的にとても満足した一日でした。明日の台湾観光に備えて早めに就寝です。
まとめ
この記事では、MSCベリッシマのクルーズ乗船記第2弾として、那覇と石垣島に寄港した際の様子とおすすめ情報を紹介しました。クルーズの6日目以降は、基隆(台湾)への寄港と終日航海日の過ごし方などについて以下の記事でお伝えしています。
2025年のベリッシマの日本発着クルーズについては、以下の記事で全コースをまとめています。
最近はクルーズ旅行の人気がとても高まっており、どの航路も早めに予約が埋まってしまいます。旅行の計画はお早めに。
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