ダンプカーやショベルカーなど、はたらく車が大好きなお子さん(特に男の子)は多いですよね。うちの息子もその一人で、我が家には数えきれないほどの重機や建設機械のおもちゃがあります。
そんな息子の希望もあり、北陸地方を旅行した際に、超巨大なダンプとショベルで有名な「こまつの杜」を訪問しましたので、その時のレビューとおすすめポイントについてご紹介します。
こまつの杜について
こまつの杜は建設機械メーカーの小松製作所が運営する施設で、国内ではここでしか見られない超巨大な油圧ショベルやダンプの展示・搭乗体験のほか、建設機械の歴史や技術、役割などについて詳しく展示されています。
こまつの杜の基本情報は次のとおりです。
- 住所: 石川県小松市こまつの杜1
- 電話番号: 0761-24-2154
- 開館日: 火曜日~土曜日(日、月曜日と第5土曜日は休館)
- 開館時間: 9:00~16:30(入館は16:00まで)
- 入場料: 無料
- 駐車場: 無料 (55台)
日曜日は休館なのでご注意ください。週末の北陸旅行に組み込む場合は、土曜日にこまつの杜を訪れるようにスケジュール調整する必要があります。最新の開館情報は公式HPをご参照ください。
電車で行く場合は、JR小松駅のすぐ目の前です。北陸新幹線も開通したので便利です。
車で行く場合は、北陸自動車道の小松ICまたは小松空港のどちらからも約10分の距離です。
なお、こまつの杜にはレストランや食べ物を販売している施設はありませんので、食事は別の場所で済ませましょう。我が家は餃子で有名な「餃子菜館 勝ちゃん」でランチを頂いてから訪問しました。こまつの杜から車で数分の距離です。
こまつの杜 おすすめポイント4つ
はたらく車好きの子供と親にとって、こまつの杜がおすすめな理由は次のとおりです。
超巨大ダンプとショベルを間近で見られる
こまつの杜では、国内ではここにしかない超巨大なダンプトラックと油圧ショベルカーを間近で見ることができ、その迫力に親子揃って度肝を抜かれること間違いなしです。
超大型ダンプトラック930E
駐車場から歩いてくると、まず目に飛び込んでくるのが超大型ダンプ930Eです。
どうでしょう、この異次元のサイズ感。タイヤだけで大人2.5人分ぐらいの高さがあります。
930Eの全高は7.3mで2階建ての家より高く、車重は202トン、積載重量は300トン近くあり、小学生なら約7,500人を乗せられるとのことです。
駆動はエンジンではなく、電気の力で動くようです。主に北米や中南米、中国、オーストラリアなどで石炭や鉄鉱石の運搬に使われているとのことです。
なお、この超巨体かつ超重量にも関わらず、930Eはなんと時速約65kmで走れるようです。この巨体がそんな速度で迫ってきたら恐怖でしかないですが、それを可能にするタイヤもすごい性能なんだと思います。
超大型油圧ショベルPC4000
こちらも日本に一台しかない、超巨大油圧ショベルのPC4000です。
全高は8.3mで3階建ての建物に相当し、車重は400トン近くあります。この超特大バケットで、約40トンの質量を持ちあげられるとのことです。
公式HPによると、お風呂の水で110杯を積載できるとのことですが、凄すぎて想像がつきづらいですね。
超巨大ダンプとショベルの運転席に乗れる
こまつの杜では、超大型ダンプ930Eと超大型ショベルPC4000の運転席に搭乗することもできます。搭乗可能な時間帯は次のとおり(2024年5月22日現在)です。
- 4月~10月: 10:00~11:00、15:00~16:00
- 11月~3月:10:00~10:30、15:00~15:30
*いずれも開館日(火曜日~土曜日)に搭乗が可能。身長95cm未満の子供は搭乗不可。
搭乗可能時間は変更される可能性もあるので、最新の情報は公式HPをご確認ください。
予約は不要で、開催時間になるとアナウンスがあるので、係員の指示に従い搭乗体験の列に並びます。930EとPC4000のいずれも運転席は高い位置にあるので、以下のような階段と通路を経由して運転席まで上がっていきます。ちなみに後ろに見えるのはJR小松駅で、本当に駅前です。
下記は930Eの運転席です。大人2人分の座席があります。
正面から運転席を見るとこんな感じです。高さがあるので見晴らしがいいです。
こちらはPC4000の運転席です。一見少し大きいショベルカーの運転席のように見えるかもしれませんが…
運転席の高さが半端ないです。遠くの建物まで見渡せる高さです。
実物ショベルの操作体験
こまつの杜では、本物の油圧ショベルを自分で動かすこともできます。敷地内にある「わくわくコマツ未来館ホール」という屋内施設で、火曜日と土曜日(第5土曜除く)の14:00~15:00の間に体験できます。予約は不要です。対象は小学生以下で、身長制限は特にありません。
私たちが訪れた時は結構混んでいて、20分程並んでようやく順番が来ました。このように2台の小型ショベルが体験用として稼働しています。
各ショベルに指導員(コマツのOB)が付いていて、丁寧に操作を教えてくれます。まずはレバーを操作してカラーボールをすくいます。
その後、別の操作をしてボールを落とします。この動作を2回繰り返して終了です。
うちの息子は未就学児なので私と一緒にショベルを操作しましたが、自分でショベルを動かせたことに大満足の様子でした。
オリジナルグッズも充実
こまつの杜では、コマツ関連のオリジナルグッズが多数販売されています。中にはここでしか手に入らないものもあります。
私たちが訪れた時もいろんなグッズがありましたが、やはり子供が一番気になるのはダンプやショベルのミニチュアです。
また、オリジナルのTシャツや帽子もあります。
結局私たちは油圧ショベルのおもちゃを買いました。
確か2,000円~3,000円程度だったと思いますが、思ったよりもしっかりした作りで、レバーの操作でショベルのアームとバケットが色んな角度に動きます。
息子はこのおもちゃがずっとお気に入りで、本当に買ってよかったです。
まとめ
この記事では、我が家がこまつの杜を訪れた際のレビューと、おすすめポイント4点についてご紹介しました。はたらく車が好きなお子さんを持つご家庭で、こまつの杜に行ってみたいと考えている方々の参考になれば幸いです。
なお、遠方からこまつの杜を訪れる際は、北陸や金沢方面の旅行と組み合わせて訪問する方が多いと思います。最近はインバウンドの増加でホテル等の予約が取りにくくなっていますので、旅行の計画が決まったら、現地への交通手段や宿泊先の予約は早めに済ませるのがおすすめです。
\ 早めの予約がお得 /
はたらく車が好きなお子さんには、以下のおもちゃもおすすめです。いずれも値段の割にしっかりした作りで、子供の好奇心を刺激します。
はたらく車と並んで、男の子が好きなものといえば電車ですよね。当ブログには電車関連の記事もありますので、ぜひご覧ください。