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MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)地中海クルーズ子連れ乗船記③ バルセロナで人気バルの絶品タパスとサグラダファミリア見学| クルーズターミナルとシャトルバス解説も

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MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ アイキャッチ

MSCベリッシマの姉妹船である「グランディオーサ」の真夏の地中海クルーズに、親子3人で乗船した際のレビュー記事第三回目です。

今回はクルーズ3日目に寄港したバルセロナのおすすめ観光情報と、現地の人気バルで堪能した絶品タパス料理についてご紹介します。

また、バルセロナのクルーズターミナル解説や市内へのシャトルバスの乗り方についてもお伝えしますので、クルーズでバルセロナを訪れる方も参考にして頂ければと思います。

前回までの記事は以下をご覧ください。

目次

入港~市内へ移動

この日の予定

クルーズ3日目はスペインのバルセロナに寄港です。公式のスケジュールでは午前8時入港、午後6時に出港の予定となっています。

朝7時前に目を覚ましてカーテンを開けると、船はすでにバルセロナの港に着岸しようとしているところでした。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ バルセロナ港に着岸

私たちはブッフェでゆっくり朝食を食べ、身支度を整えて午前9時ごろに船の外に出ました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記②  バルセロナ港で下船の案内

クルーズターミナルの位置を確認

バルセロナはヨーロッパ有数の観光地ということもあり、なんと計7つものクルーズターミナルがあり、いずれも市街地から比較的近い場所にあります。具体的には下記地図の左下にあるA, B, C, D, Eの5カ所と、右上の方にあるNとSの2カ所です(黄色い丸で囲ってあるエリア)。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ バルセロナのクルーズターミナル地図
画像引用: https://www.barcelona-tourist-guide.com/en/transport/barcelona-cruise-port.html

特にNとSのターミナルは「ワールド・トレードセンター(World Trade Centre)」に隣接しており、地下鉄駅やロープウェイ乗り場、市内周遊バスの乗り場からも徒歩圏なので便利ですが、MSCのような大型船は基本的にA~Eのいずれかに停泊するようです

今回私たちが乗っていたグランディオーサも、上記地図のターミナルAに寄港しました

地下鉄やバス等の公共交通機関を使ってバルセロナを観光する場合は、とりあえずA~Eのターミナルからワールド・トレードセンター付近まで移動する必要があります。タクシーやUberでも片道10€台で行けるようですが、公共のシャトルバスも結構便利で値段も安いので、おすすめです。乗り方は後ほど紹介します。

市内周遊バスのチケット購入

この日の私たちの計画ですが、とりあえずサグラダファミリアに代表されるアントニオ・ガウディの有名建築物をいくつか見学した後、バルでおいしいタパス料理を食べ、時間があったら南西の丘の方(モンジュイック)に訪れたいと考えていました。

船から降りてクルーズターミナル内を歩いていると、市内周遊ツーリストバスの売り場が目に入りました。ルートについてスタッフに尋ねると、主に市内東側の有名建築物を中心に巡るルートと、市内西側の丘エリアを中心に循環するコースの2つがあるとのことです。

それぞれのコースは、元々私たちが訪問したいと思っていた場所を通るようですし、各停留所で乗り降り自由かつ約15分ごとにバスが来るということなので、周遊バスを使って観光することにしました。ちなみに2つのルートの路線は次のとおりです。赤丸がサグラダファミリア、青丸がグエル公園、黄丸がワールド・トレードセンターです。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ 市内周遊バスのマップ
画像引用: https://staticsgrupojulia.blob.core.windows.net/statics/B2BB2CStatics/BCT/Brochures/barcelona-map-2024.pdf

料金は24時間利用チケットが大人一人33€、4歳~12歳までの子供が一人18€でした。3歳以下は無料です。なお、HPで購入すると10%割引の金額で買えるようです。1枚のチケットで2つのルートのどちらも乗れます。

なお、私たちが利用した市内周遊バスは「Barcelona City Tour」という会社のものですが、バルセロナには別の会社が運営する「Barcelona Bus Touristic」という周遊バスもあります。

ただ、どちらのバスもルートはほぼ同じで、料金も全く同じです(Webで10%割引まで同じ)。また、運行しているバスの本数・頻度もほぼ同様で、どちらも日本語の音声ガイド付きです。なのでどちらを選んでも良いと思いますが、私たちの時はクルーズターミナルでチケットを販売していたのは前者のBarcelona City Tourのみでした。

シャトルバスでワールド・トレードセンターへ

サグラダファミリアを観光してから旧市街中心部でランチを食べるには、周遊バスの東()ルートに乗るのが都合が良いです。クルーズターミナルから一番近いルートの乗り場は、ワールド・トレードセンター近くの「Port Vell」なので、とりあえずワールド・トレードセンターに向かうことにしました。

前述のとおり、各クルーズターミナルからワールド・トレードセンターの間には、公共のシャトルバスが走っています。クルーズターミナルAの場合、出口を出てすぐ左側(海側)に、その名も「Cruise Bus」の乗り場がありました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記② バルセロナクルーズターミナルのシャトルバス

ターミナルによって乗り場が異なるかもしれませんが、係員に「Cruise Bus」または「Blue Bus」と言えば、乗り場を教えてくれるはずです。

料金は一人あたり往復4.5€で、4歳以上から料金が発生するようです。うちの息子は5歳で正直に年齢を申告しましたが、「無料なのは3歳までだけど、今回は料金はいらないよ」と言われてなぜかタダで乗せてもらえました。

なお、シャトルバスのチケットは現金でしか買えないような情報がネット上にありましたが、私たちの時は問題なくクレジットカードで購入できました(車内の運転手がカード決済機を持っていました。タッチ決済対応)。

シャトルバスはすぐに出発し、10分ほどでワールド・トレードセンターに到着。そこから5分ちょっと歩いて、最寄りの緑ルート乗り場である「Port Vell」に向かいました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記② ワールド・トレードセンター付近
MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記② 周遊バス乗り場 Port Vell

周遊バスでバルセロナ市内観光

車窓から見る美しい景色

Port Vellの乗り場で5分ほど待つと、赤色の車体の周遊バスがやって来ました。観光地でよく見る2階建てバスで、2階部分が屋根なしのタイプです。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ 2階建ての周遊バス

周遊バスは、基本的に車内から街の風景や主要観光地の「雰囲気」を楽しむものなので、眺めが良い2階に座った方が良いと思います。ただし、今回のバルセロナもそうですが、夏の地中海や南欧エリアは日差しがやたら強いので、帽子とサングラス、日焼け止めを持っていくのをおすすめします。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ 周遊バスの2階

乗車時にイヤホンをもらえるので、各座席にある端子に差し込むと、音声ガイドを聞くことができます。日本語の音声もあるのがありがたいですね。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ 周遊バスのイヤホン

バスは港エリアを抜けると、ビーチ沿いの美しい道を進んでいきました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ バルセロナのビーチ

相変わらず雲一つない青空で、海が輝いています。

途中、1992年のバルセロナ・オリンピックの際に選手村があった辺りを通り、バスは北上していきます。しばらくすると、「トーレ・グロリアス(グロリアス・タワー)」と呼ばれる塔が見えてきました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ バルセロナのトーレ・グロリアス

144mの高さがあり、展望デッキもあるようです。次回バルセロナに来た際は登ってみたいです。

サグラダファミリアを見学

バスはさらに北上を続け、10分ほどでサグラダファミリアに到着しました。もちろんバスを降り、見学開始です。

サグラダファミリアは建物(聖堂)の中にも入ることも出来ますが、うちは息子がまだ楽しめる年齢ではないと思ったので、外側から建物を眺めるだけにしました。こちらはバス停近くの「受難側」です。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ サグラダファミリアの受難側

1882年の着工から140年以上ずっと建設を続けていて、「永遠の未完」などと言われていますが、現在の計画では2026年についに完成するようです。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ サグラダファミリアの建設中の様子

子供の視点で面白いと思ったのが、尖塔に形作られた「ピナクル」と呼ばれるブドウやリンゴ(?)のオブジェを見て、息子は「おいしそう。食べてみたい」とのことです。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ サグラダファミリアのピナクル 果物がモチーフ

反対側の「生誕側」に回ってきました。建築物ですが、どこか有機物のような生命感と力強さがあります。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ サグラダファミリアの生誕側

こちらのピナクルのモチーフも、ぶどうでしょうか。ユニークなデザインが多いです。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ サグラダファミリアのピナクル

カサ・バトリョ

サグラダファミリア見学を終えて再び周遊バスに乗り込むと、グエル公園の前などを通った後にバスは市内を南下。今日のランチの目的地であるカサ・バトリョ付近のバス停で下車しました。

カサ・バトリョもガウディの代表的な建築物の一つで有名ですが、入場料が大人一人30~40€もする(入場タイミングにより異なる)というのはどうなんでしょうか。そこまで熱烈なガウディのファンでもないので、ここでも外から眺めるだけでしたが、やはり有機的なデザインで独特の魅力があるというのは感じました。

MSCグランディオーサ(ベリッシマ姉妹船)乗船記③ カサ・バトリョ

人気バル「Vinitus」で超美味タパスを堪能

カサ・バトリョから数分歩いて、ランチを食べるためにやって来たのはこちらの「Vinitus」というお店です。

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